読むと得られる情報まとめ
- TitanFX各口座タイプの違いを時短(5分程度)で理解できる
- TitanFXで「どの口座タイプを選べば良いか?」という疑問を解消できる
TitanFX運営者情報
FXサービス正式名称 | Titan FX(タイタンFX) |
公式サイトURL | https://titanfx.com/ja |
運営法人名称 |
Titan FX Limited |
運営法人住所 | バヌアツ本社:1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu モーリシャス支社:The Cyberati Lounge, Ground Floor, The Catalyt Silicon Avenue, 40 Cybercity, Ebene 72201 |
創業 | 2014年 |
金融ラインセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) モーリシャス金融サービス委員会(FSC) |
評判・口コミ | TitanFX評判・口コミ記事を見る |
TitanFX口座タイプ|概要
TitanFXには下記2つの口座タイプがあり、まずは簡単に各口座タイプの概要説明をさせて頂きます。
- スタンダード口座(Zeroスタンダード口座)
- ブレード口座(Zeroブレード口座)
- マイクロ口座(Zeroマイクロ)
【スタンダード口座】概要|TitanFX口座タイプ
- スプレッドが広い。(後述するブレード口座と比べて)
- 取引手数料が発生しないので、わかりやすい。
- ボーナスが使えない。
- FXや貴金属をはじめ、様々な取引をすることができる。
スタンダード口座は、TitanFX内において入門的な位置づけとなっている口座タイプで、取引時に手数料もかからないのでクセがなく、ビギナーの方にも使いやすい仕様となっています。
ボーナスに関しては、そもそもTitanFX自体がボーナスを開催していない業者のため、利用することができません。
スプレッドについては、後述するブレード口座よりも広くなっているので注意が必要です。
【ブレード口座】概要|TitanFX口座タイプ
- 取引手数料が発生する。
- スプレッドは取引手数料込みで考えても狭い。(先に説明したスタンダード口座と比べて)
- ボーナスが使えない。
- FXや貴金属をはじめ、様々な取引をすることができる。
このブレード口座は、TitanFX内のおいてスタンダード口座の上位互換的な位置づけの口座であり、スプレッドが狭く、その他スペックにおいても不利な点は見受けられません。
ボーナスに関しては、そもそもTitanFX自体がボーナスを開催していない業者のため、利用することができません。
注意点として、取引時にはスプレッドの他にも取引手数料が発生する仕様のため、このような仕様に初めて触れるビギナーの方であれば、若干戸惑いがあるかもしれません。
TitanFX口座タイプ|スペック比較
この項目では、TitanFX内の各口座タイプの違いについて、数値等を見ながら具体的に比較をしていきます。
まずは下記の口座間スペック比較表を見て頂き、各項目の詳細な比較については個別に解説させて頂きます。
TitanFX口座間スペック比較表
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
初回入金 | $200相当~ | 0円 | |
取引手数料 | - | 往復$7/Lot(片道$3.5) |
- |
スプレッド評価値※ | 1.60pips | 1.30pips(手数料込) | 2.54pips |
USDJPYスプレッド | 1.3pips | 1.0pips(手数料込) | 2.5pips |
EURUSDスプレッド | 1.2pips | 0.9pips(手数料込) | 2.1pips |
ボーナス | × | × | |
最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 | |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 | |
約定方式 | NDD-STP | NDD-ECN | NDD-STP |
スキャルピング | ○ | ○ | |
取引量計算単位 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | |
最大取引量 | 100Lot | 100Lot | |
最小取引量 | 0.01Lot | 0.1Lot | |
最大ポジション数 | 200ポジション | 200ポジション | |
取引可能銘柄 | FX・貴金属・個別株式・株価指数・エネルギー・仮想通貨 | FX・貴金属・仮想通貨 |
※取引量の多い通貨ペア7種のスプレッドを平均した数値。ただし、取引量の上位2種「ドル円」「ユーロドル」の比重は高く設定。
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
「初回入金」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
初回入金 | $200相当~ | 0円 |
TitanFXでは口座開設後に初回入金の条件が設定されており、スタンダード口座及びブレード口座の場合は$200相当以上の日本円での入金が必要になります。
2回目以降の入金に関しては、1円~(クレジットカード,bitwallet利用のケース)入金手数料無料でご利用頂けます。
「取引手数料」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
取引手数料 | – | 往復$7/Lot (片道$3.5/Lot) |
– |
- 取引手数料とは?(往復・片道の説明含む)
-
取引手数料とは、スプレッド以外に発生する取引上のコストとお考え下さい。取引手数料はFX業者によって「金額が固定されている」場合と「通貨ペア毎に金額が異なる」場合の2ケースあります。
往復と片道の違いは次の通りです。
- 往復とは:エントリーから決済までを1セットと考えた場合に発生する手数料の合計金額
- 片道とは:エントリー時、もしくは決済時にそれぞれ発生する手数料の金額
TitanFXのスタンダード口座では取引手数料が発生しませんので、ビギナーの方にはコスト感覚が容易で分かりやすいというメリットがあります。
取引時に発生するコスト
- スタンダード口座:各通貨ペアのスプレッドのみ
- ブレード口座:各通貨ペアのスプレッド+固定の取引手数料(往復$7/Lot)
ただし、「スプレッド+取引手数料」の合計コスト(実質スプレッド)で比較をすれば、スタンダード口座よりもブレードノ口座の方が割安になります。
取引時に発生するコストの比較
- スタンダード口座(取引手数料なし)>ブレード口座(取引手数料あり)
「スプレッド」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
スプレッド評価値 ※1 | 1.90pips | 1.60pips | 2.23pips |
ドル円 | 1.3pips | 1.0pips ※2 | 2.5pips |
ユーロドル | 1.2pips | 0.9pips ※2 | 2.1pips |
ポンド円 | 2.5pips | 2.2pips ※2 | 3.4pips |
豪ドル円 | 2.1pips | 1.8pips ※2 | 2.8pips |
ユーロ円 | 1.7pips | 1.4pips ※2 | 2.4pips |
ポンドドル | 1.6pips | 1.3pips ※2 | 2.6pips |
豪ドル米ドル | 1.5pips | 1.2pips ※2 | 2.5pips |
取引手数料 | - | 往復$7 | - |
リアルタイム情報 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
上記の表からもわかるとおり、取引手数込みで考えた実質スプレッド(合計コスト)を比較をすると、ブレード口座のは最も狭いので、スプレッド面においてスタンダード口座及びマイクロを使うメリットはありません。
TitanFXのスプレッドについて更に詳しい情報(海外FXスプレッド平均値との比較、通貨ペア別のランキング情報等)を見たい場合は、当サイト別記事「TitanFXスプレッド調査結果」をご覧ください。
「ボーナス」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
ボーナス | × |
TitanFXでは基本的にボーナス自体を開催していないため、口座タイプに関わらずボーナスを利用することが出来ません。
海外FXでボーナスの利用を検討している方は、当サイト別記事「海外FXボーナス比較ランキング」をご覧ください。
「最大レバレッジ」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
TitanFXの最大レバレッジは上記の表のとおり、口座タイプによって最大レバレッジが異なりますが、記載している最大レバレッジは制限などを受けることなく常時利用することができます。
海外FX他社では、口座内の証拠金残高や取引量によって、最大レバレッジに制限がかかる場合がありますが、TitanFXの場合は、そのようなことがなく、最大レバレッジに制限がかかることはありません。
またTitanFXでは、口座開設時に以下のとおり最大レバレッジを変更することも可能です。
TitanFX最大レバレッジ変更について
口座タイプ | 変更可能な最大レバレッジ数値 |
スタンダード口座・ブレード口座 | 500倍・400倍・300倍・100倍・50倍・1倍 |
マイクロ口座 | 1,000倍・500倍・400倍・300倍・100倍・50倍・1倍 |
「取引ツール」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
取引ツール | MT4/MT5 |
TitanFXでは口座タイプに関わらずMT4とMT5の取引ツールに対応しており、口座開設時にどちらかを選択することによって利用することが可能になります。
取引ツール概要
- MT4・MT5について
-
T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。特徴
MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。
- ※1:カスタムインジケーターとは
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カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。
- ※2:EAとは
-
EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。
MT4とMT5の違いについては、拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4と「ユーザビリティ(使いやすさ)・とスペックに優れるMT5」という対比になっています。
MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
「約定方式」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
約定方式 | NDD-STP | NDD-ECN | NDD-STP |
TitanFXではNDD方式(ノーディーリングデスク)と呼ばれる、FX会社の意思が介入しない非常にクリーンな約定方式を採用しています。
NDD方式であれば、FX会社による意図的な約定拒否や不利なスリッページ等が発生する恐れがなく、トレーダーは取引そのものに集中することができるメリットがあります。
更に細かく申し上げると、スタンダード口座の場合はNDD-STP方式を採用しており、世界的に有名な金融機関(ゴールドマンサックス、JPモルガンチェース銀行、UBS銀行、三菱東京UFJ銀行、etc..)がバックアップ体制を敷いているため「99.99%の確率で約定する」非常に安定した取引が可能となっています。
ブレード口座はNDD-ECN方式を採用しており、世界中の金融機関や投資家などが利用する金融取引の電子ネットワーク(ECN)を利用することにより、高速約定かつ、より有利なレートでの可能な取引が可能となっています。
海外FX業者の約定方式(NDD方式やSTP方式)について詳しくお知りになりたい方は当サイト別記事「NDD方式とDD方式を5分で簡単理解」をご覧ください。
「取引可能銘柄」比較|TitanFX口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
FX | 59種 | 34種 | |
貴金属 | 11種 | 2種 | |
米国株式 | 100種 | – | |
株価指数 | 21種 | – | |
エネルギー | 3種 | – | |
仮想通貨 | 24種 | 1種 |
TitanFXではマイクロ口座のみ取引可能な銘柄が少なく、ラインナップ(種類数)自体も少なくなっています。
スタンダード口座及びブレード口座のFX取引における通貨ペアの種類・数は、海外FXの平均をやや上回る程度※なので決して多いというわけではありませんが、基本的なものは全て押さえられていますので、実際の取引で困ることはないでしょう。
※当サイト調べ|海外FX業者の取り扱い通貨ペア数平均値:54通貨ペア(TITANFXは59種類)
TitanFX口座タイプ|選び方
TitanFXの下記2つの口座タイプの内「結局どちらの口座タイプを選べば良いの?」という疑問について、先に結論からお伝えしますと、ブレード口座を選ぶべきです。
- スタンダード口座→非推奨
- ブレード口座→おススメ
ブレード口座をおすすめする理由について|TitanFX口座タイプの選び方
端的にいってしまうと、ブレード口座はデメリットがない完全な上位互換口座となっているからです。
ここで一旦、ブレード口座とスタンダード口座のスペックを簡単におさらいさせて頂きます。
【実質スプレッド(取引手数料込み)の比較】
ブレード口座(狭い)<スタンダード口座(広い)
【(スプレッド以外の)その他スペックの優劣】
ブレード口座≒スタンダード口座
上記からもわかるとおり、ブレード口座はスプレッドが狭く、その他スペック面(初回入金やボーナス、レバレッジ等)においても、デメリットが見当たりません。
以上のことから、TitanFXで口座開設をする場合は、ブレード口座を選びましょう。
まとめ
以上で当記事の解説を終わります。
TitanFXはボーナスを開催していないデメリットがあるものの、タイトなスプレッドと非常に優秀な約定力が特徴の海外FX業者です。
スタンダード口座とブレード口座の2種類の口座タイプがありますが、スペック的に「ブレード口座」の方が優秀なので、ぜひ口座開設をご検討ください。