XMTradingの評判・口コミレポート

3 7
スプレッド
3.9 7
ボーナス (キャンペーン)
4.4 7
レバレッジ
4.7 6
取引ツール
4 7
入出金
4.9 7
サポート
4.9 7
信用面
4.6 7
約定力

XM口座タイプ概要

口座タイプ名称 スタンダード
口座
マイクロ
口座
ゼロ
口座
KIWAMI極
口座
初回入金 - - - -
取引手数料 - 片道:$5/Lot
(往復:$10/Lot)
-
スプレッド評価値 ※ 2.19pips 1.42pips(手数料込) 0.92pips
USDJPYスプレッド 1.6pips 1.1pips(手数料込) 0.7pips
EURUSDスプレッド 1.7pips 1.1pips(手数料込)  0.7pips
口座開設ボーナス
入金ボーナス × ×
XMポイント × ×
最大レバレッジ 1,000倍 500倍  1,000倍
取引ツール MT4/MT5 MT4/MT5 MT4/MT5
約定方式 NDD-STP NDD-STP  NDD-STP
スキャルピング
取引量計算単位 1Lot=10万通貨 1Lot=1,000通貨 1Lot=10万通貨 1Lot=10万通貨
最大取引量 50Lot/1ポジ 100Lot/1ポジ 50Lot/1ポジ 50Lot/1ポジ
最小取引量 0.01Lot MT4:0.01Lot
MT5:0.1Lot 
0.01Lot  0.01Lot
最大ポジション数 200ポジ 200ポジ 200ポジ
取引可能銘柄 FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数・仮想通貨 FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数 FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数・仮想通貨
※取引量の多い通貨ペア7種のスプレッドを平均した数値。ただし、取引量上位2種、ドル円及びユーロドルの比重は高く設定。
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
XMの口座タイプ間による違いついて、より詳しい情報を知りたい方は当サイト別記事「XM口座タイプ|スペック比較と推奨口座」をご覧ください。

XMスペック解説メニュー

XMの最大レバレッジについて ▼

口座タイプ スタンダード口座
マイクロ口座
KIWAMI極口座
ゼロ口座
最大レバレッジ 1,000倍 500倍

XMでは口座タイプによって最大レバレッジが異なりますが、上記に記載した最大レバレッジは常時利用できるわけではなく、口座内の有効証拠金が$20,000相当を超えるとレバレッジ制限がかかります。
※有効証拠金=口座内の現金残高+ボーナスクレジット残高±保有中ポジションの損益

スタンダード/マイクロ/KIWAMI極口座のレバレッジ制限

  • 最大1,000倍:~$20,000
  • 最大200倍:$20,001~$100,000
  • 最大100倍:$100,001~
    ※有効証拠金。$に相当する日本円。

ゼロ口座のレバレッジ制限

  • 最大500倍:~$20,000
  • 最大200倍:$20,001~$100,000
  • 最大100倍:$100,001~
    ※有効証拠金。$に相当する日本円。

以上の説明には例外があり、一部のマイナーな通貨ペアや貴金属、エネルギーなどを取引をする場合、異なるレバレッジが設定されています。

XM最大レバレッジの「例外」
  • マイナー通貨ペア:50~400倍
    EURDKK(50倍)、USDTRY(100倍)、CHF絡み(400倍)…
  • 貴金属(シルバー):400倍
  • エネルギー:33.3~66.7倍
    BRENT(66.7倍)、OIL(66.7倍)、NGAS(33.3倍)…
  • 仮想通貨:50倍or250倍
    BCHUSD(50倍)、BTCUSD(250倍)、ETHUSD(250倍)…
  • 商品先物:50倍
    コーヒー、ココア、砂糖など

また、世界経済に大きな影響を与えるような「国や地域の時事(ニュース)」や「金融ショック」等が発生すると、別途レバレッジ制限が発生する場合がありますのでご注意ください。

大きな影響がある国の時事や金融ショックについて

【参考例|世界経済に大きな影響を与える時事(ニュース)】
各国大統領首相選挙、イギリスEU離脱国民投票
※一般的な経済指標(雇用統計やGDPなど)ではレバレッジ制限はかかりません。

【参考例|金融ショック】
リーマンショック(2008年)、スイスフランショック
※為替相場の大きな混乱が予想される場合のレバレッジ制限は、事前にXMより通知があります。

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XMの取引ツールについて ▼

口座タイプ 全口座タイプ
取引ツール MT4/MT5

XMでは新規口座開設時にMT4もしくはMT5の取引ツールを選択して利用することが出来ます。

取引ツールの概要は下記をご覧ください。

取引ツール概要

MT4・MT5について

T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。

特徴

MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。

※1:カスタムインジケーターとは

カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。

※2:EAとは

EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。

MT4とMT5の違いについては、拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4と「ユーザビリティ(使いやすさ)・とスペックに優れるMT5」という対比になっています。

MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
 

XMの入出金ついて ▼

入出金方法 入金
出金
国内銀行送金 1万円以上無料
1万円未満980円
・最低入金額:500円
・処理目安:1時間以内
40万円以上無料
40万円未満2,500円
・最低出金額:1万円
・処理目安:1時間~5営業日
クレジットカード(VISA) 無料
・最低入金額:500円
・処理目安:即時
無料
・最低出金額:500円
・処理目安:即時~1営業日
bitwallet 無料
・最低入金額:500円
・処理目安:即時
無料
・最低出金額:500円
・処理目安:即時~1営業日
sticpay 無料
・最低入金額:500円
・処理目安:即時
無料
・最低出金額:500円
・処理目安:即時~1営業日
BXONE 無料
・最低入金額:500円
・処理目安:即時
無料
・最低出金額:500円
・処理目安:即時~1営業日

XMは様々な入出金ツールに対応していますが、「入金」「出金」の両方において国内銀行送金を利用することができます。

海外FX業界では、半数以上の業者が出金時の国内銀行送金に対応していない現状がありますので、XMは非常に有用と言えます。

ただし、XMには以下の入出金ルールがありますのでご注意ください。

  • 入出金ルール①:AML(アンチマネーロンダリング)ルールあり。
  • 入出金ルール②:入金額を超える出金は国内銀行送金に限定。
  • 入出金ルール③:ボーナス残高がある口座から出金するとボーナスが消滅する。

入出金ルール①:AML(アンチマネーロンダリング)ルールあり。

XMではAMLルールがあり、入金した金額の範囲における出金は、入金時に利用したツールに限定されます。
参考例)クレジットカードで1万円入金した場合、1万円までの出金はクレジットカードのみとなる。

AML(アンチマネーロンダリング)とは、国際的な犯罪組織への資金流入を阻止する目的で、資金を流れを明確化させる取り組みの事を指します。1トレーダーとしては不便に感じる方もいるかもしれませんが、世界的に見た場合、AMLはスタンダードな姿勢であり、結果として、テロ組織に資金が流れたり、投資の詐欺行為を防ぐ目的もあるので致し方ありません。

入出金ルール②:入金額を超える出金は国内銀行送金に限定。

XMでは入金額を超える出金は、国内銀行送金でのみ出金可能となっています。
参考例)クレジットカードで1万円入金し、取引をした結果、入金分含めて口座残高5万円まで増やしたケースだと、4万円分の出金は国内銀行送金に限定される。

ちなみに入金範囲内の出金は①で説明した通り、入金時に利用したツールのみしか利用できませんのでご注意ください。

入出金ルール③:ボーナス残高がある口座から出金するとボーナスが消滅する。

出金元の口座に、ボーナスやXMポイントで取得したボーナスクレジットがある場合、出金額の割合に応じてボーナスクレジットが消滅しますので注意が必要です。

参考例

  • 口座資金の20%を出金すると、ボーナスクレジット残高の20%消滅する。
  • 口座資金の50%を出金すると、ボーナスクレジット残高の50%消滅する。
  • 口座資金の全て出金すると、ボーナスクレジット残高も全て100%消滅する。

XM出金拒否の噂について

Twitterで過去2年分を遡って検索した結果、ブログ記事の拡散ツイート(XMの出金拒否の真相とは!?のような記事リンク付き)以外では、「XMは出金拒否があるらしい…」程度の内容のものが数件ヒットしました。

何かしらのソースがあると信憑性も高まるのですが、これだけでは何とも言えないですね。もし本当にXMで出金拒否があるのならば、もう少し情報が世に出てきても良いのではないかと思うので、当サイトの見解としては、不当な出金拒否の可能性は極めて低いとさせて頂きますが、もし、不当な出金拒否等の情報ありましたら、当サイトまでお知らせください

ただし、XMには正当な出金拒否はありあすので下記4つの内容をご確認ください。

①本人確認の提出をしていない

XMの場合、新規口座を開設した後に、本人確認の書類を提出しなくても取引は出来きますが、本人確認書類をXM運営に提出して、「受理」されないことには出金できませんので注意しましょう。

②本人名義の口座ではない

新規口座開設をするときに、個人情報を入力することになりますが、その個人情報と、登録口座の名義が異なる場合は規約違反となり出金できませんのでご注意ください。

③取引に関する規約違反をした

XMの規約に違反すると出金拒否になる可能性が非常に高いです。規約については記事文末で詳しく説明しますが、特に注意が必要な規約をピックアップしましたので下記をご確認ください。

  • 他社のFX会社を含めて、複数口座間による両建て取引の禁止
    XMでは、XM内別口座間と、別FX会社間の両建ては規約で禁止となっています。同一口座内の両建ては問題ありません。
  • ボーナスアービトラージの禁止
    ボーナスを使った別会社間の両建て取引のことをボーナスアービトラージと言います。
    XMは別FX会社間の両建て規約で禁止されているので、ボーナスアービトラージも規約違反となります。
  • アービトラージの禁止
    FX会社間の価格レートやスワップポイントに差が出ることがあります。この差を利用して利益を得るトレードをアービトラージと言います。XMでアービトラージは規約で禁止されています。 
  • 窓開け・閉めの集中トレードの禁止
    窓開けと窓閉めのみを集中的に狙ったトレードを行うことは規約上禁止されています

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XMのサポートについて ▼

サポート方法 対応可能な時間帯
日本語対応
電話 【平日】9時~21時
メール 【平日】24時間
チャット 【平日】9時~21時

XMでは基本的にサポート方法問わずネイティブレベルの日本語対応をしてくれるのでトレーダーとしては非常に心強いポイントです。

注意点として、電話サポートは下記の方法に従ってコールバックを依頼する必要があり、即日の対応とはいきませんので、まずはチャットを使って質問をし、それでも解決できない場合に電話サポートを使う流れが一般的です。

コールバック依頼方法

XMサポートデスクのメールアドレス(support@xmtrading.com)に「氏名」「口座番号」「コールバック希望日時」「簡単な質問内容」を記載してメールを送ります。
コールバック希望日時については、平日9時~21時の任意の時間をご記入ください。ただし、あまりにも直近の場合は対応できない場合があるので、希望日時は少し余裕を見ましょう。可能であれば第3希望くらいまで記入しておくと良いでしょう。

チャットサポートは下記の画像箇所(XM公式サイトトップページ)から利用することができます。

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XMの信用面について ▼

運営法人名称
日本人アカウント
Tradexfin Limited
運営法人住所 セーシェル共和国
(F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles)
創業 2010年(2016年分社化)
金融ラインセンス セーシェル金融庁FSA(SD010)
XMグループ会社情報 ライセンス・その他情報
Trading Point Holdings
(XMの親会社)
資本金360億円超(日本円換算)
グループ合計従業員200名超
Financial Instruments UKLimited ライセンス:Financial Conduct Authority(参照番号705428)
Financial Instruments PtyLtd ライセンス:ASIC-オーストラリアの金融サービス(参照番号443670)
XM Global Limited ライセンス:国際金融サービス委員会(IFSC)ベリーズ証券サービス(登録番号000261/158)
Trading Point MENA Limited ライセンス: ドバイ金融サービス局(DFSA)(参照番号F003484)
Financial InstrumentsLtd ライセンス:キプロス証券取引委員会(CySEC)(登録番号120/10)

XMは創業2010年の10年以上の運営歴がある老舗の業界大手の海外業者です。XMは創業以降、分社化が進んでいて巨大なグループ企業になっており、2016年には日本マーケット向けのサービス名称が変更、分社化されてXMTradingになりました。

日本向けマーケットXMTradingの運営会社は、セーシェル共和国の金融庁ランセンス(登録番号SD010)を保持しています。

このセーシェル共和国の金融庁ランセンスは、親会社本社のFCAライセンスといった超一流ライセンスに信用度では及びませんが、それでも一国の金融差ライセンスに変わりはありませんので、一定の信用は担保されています。

資金保全面(トレーダーが預けている金融資産の管理方法)に関しては、XMでは分別管理という方法をとっています。
※分別管理:トレーダーが預け入れている資金とFX会社名義の資金(運転資金など)は別々の口座で管理される資金保全方法

分別管理自体は、国内FXの完全信託保全※と比べると見劣りしますが、XMの運営者会社は追加の施策として貸借対照表にトレーダーの資産を計上しないことや、定期的なセーシェル金融庁への分別口座報告を行っていますので一定の信用性は担保されています。
※完全信託保全:第三社金融機関の信託口座にトレーダー資産を預け入れる資金保全方法

XM資金保全面の公式回答及びアナウンスについて
【XMサポートデスクからの個別回答】
お客様のご資金は、弊社の内規に規定されているばかりでなく一般的な規制要件にならって、弊社の運転資金とは分別されております。
従って、下記方法に沿ってお客様のご資金を顧客用銀行口座へ入金しております。
1. 弊社はお客様のご資金を預託する前に該当金融機関の適正評価を行い、また預託後も定期的に該当金融機関の評価を実施します。さらに
2. 弊社は口座ならび記録を保持し、弊社自身の運転資金とお客様のご資金を区別できるように該当口座と記録の照合を行っております。
完全分別ですので、一切万が一の場合にもご資金が使われるということはございません。

【XM公式ホームページ掲載内容】

XMTradingはTradexfin Limitedが運営しており、適用される法および規制に基づき、お客様の資金の安全性および消費者保護を確実にします。従いまして、XMTradingは以下を措置します:

お客様の資金の分別管理
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。

銀行口座
お客様のご資金および当社の運転資金は定評ある優良金融機関に預託しています。
規制機関による監督

規制された証券ディーラーライセンス保持者として、弊社には厳格な金融要請に応える義務があります。従って、弊社はお客様の入金、会社の通貨ポジションの変動の可能性、その他の未払い経費を充当する 十分な流動資本を保持するよう法により義務付けられています。毎年の監査により不足が認められる場合には、弊社の内部監査法人により詳細が全て当局へ 報告される運用となります。

引用:XMTrading|よくある質問|私の資金は安全ですか?

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XMの約定力について ▼

約定方式 NDD-STP
約定拒否・リクオート なし
約定スピード 99.35%が1秒以内に約定

XMはNDD方式(NDD-STP)という約定方式を採用しており、レーダーの注文に対してFX業者側の人為的な手(ディーラーの操作)が入らないことが特徴です。

基本的にXMでは約定が拒否される(注文がはじかれる)ことはありませんし、リクオート(価格の再提示)も発生しませんので、次のよう「機会損失がない」ことや「無駄に損失が拡大しない」メリットがあります。

  • 損切を入れたいけど注文が約定されない
  • エントリーチャンスで注文がはじかれてしまう
NDD方式(NDD-STP)について詳しく知りたい方は、当サイト別記事「NDD方式とDD方式を5分で簡単理解。損をしないFX会社の選び方とは?メリット・デメリットを理解しよう。」をご覧ください。

99.35%1秒以内約定については、注文を出してから、約定するまでのスピードのことを指しています。約定力に自信があるFX会社は、このように約定スピードの数値を公表しているので一定の目安になります。

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XMその他注目ポイントや注意事項について ▼

下記事項について解説していきます。

  • ゼロカットについて
  • 取扱い通貨ペアやその他銘柄について
  • スワップポイントについて
  • ロスカットレベルについて
  • ストップレベルについて
  • 注意すべき規約について

XMのゼロカットについて

海外FXについてある程度下調べしている方は既にご存じかもしれませんが、XMに関してもゼロカットサービスが導入されています。

ゼロカットサービスがない場合、口座残高以上の損失に対して支払い義務が生じます。このことを追証(おいしょう)追加証拠金制度、もしくは追証(おいしょう)と言いますが、ゼロカットサービスはこの追証を免除するものです。

ゼロカットサービスを利用すれば、相場の急変動などで口座の残高がマイナスになり、その支払いで借金を背負ってしまう…というような最悪のシナリオを回避することができます。

詳しい内容を知りたい方は当サイト別記事「ゼロカットシステムとは?デメリットと対策をセットで解説|使用上の注意点あり」をご覧ください。

XMの取扱い通貨ペアやその他銘柄について

XMで取引可能な通貨ペアの種類数やその他銘柄の種類数は下記の通りとなっています。

  • 通貨ペア:計57種類(Zero口座は56種類)
  • コモディティ(商品先物):計8種類
  • 株価指数(現物):計14種類
  • 株価指数(先物):計10種
  • 貴金属:計4種類
  • エネルギー:計5種類

ラインナップ的には海外FX業界でも充実した部類に入り、一般的な取引をする分には困ることはないでしょう。

ただし、次のような国内FXの広告で語られているような円絡みの高金利通貨ペアの取り扱いはありませんのでご注意ください。

  • TRY/JPY(トルコリラ/円)
  • ZAR/JPY(南アフリカランド/円)
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)

XMのスワップポイントについて

XMではスワップポイント目的の取引はおすすめしません。

スワップポイントで利益を上げたい場合は、まず同じ通貨ペアで両建てをして為替損失を受けないようにします。そしてスワップポイントをコツコツ貯めていくというスタイルが一般的ですが、XMの場合は下記の表を見て頂けるとわかる通り、同一通貨ペアのスワップポイントの合計がマイナスになっているので、利益を上げる事ができません。

通貨ペア 買いスワップ 売りスワップ 合計スワップポイント
USDTRY -597.31 143.69 -453.62
EURTRY -750.01 204.19 -545.82
EURZAR -408.11 150.79 -257.32

※上記スワップポイントの数値は2023年2月4日調べ

XMのロスカットレベルについて

ロスカットレベルとは、強制ロスカットになってしまう証拠金維持率のことを指します。

XMのロスカットレベルは、証拠金維持率20%に設定されており、その数値を下回ってしまうと保有ポジションが全て決済されてしまいます。

証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、簡単に言うと、「口座に入っているお金」と「持っているポジションの大きさ」の割合(%)のことを指します。証拠金維持率の数値が大きければ資金的に余裕がある状態で、逆に数値が低ければ資金的に余裕がない状態となります。
※証拠金維持率について詳しく知りたい方は当サイト別記事「FXの証拠金維持率とは?」をご覧ください。

参考までに、ロスカットレベルの数値が低ければ(0%に近い)、含み損に対して耐えることが出来ますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は少なくなります。

反対にロスカットレベルの数値が高ければ(0%から遠い)、含み損に耐えることが出来なくなりますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は多くなります。

ロスカットレベルが低い
(0%に近い)
ロスカットレベルが高い
(0%から遠い)
含み損
耐えられる
含み損
耐えられない
ロスカット後
資金少ない
ロスカット後
資金多い

どちらも一長一短ではありますが、ゼロカットを前提としたフルレバトレードをする場合に限り、ロスカットレベルの低い口座の方が有利と言えます。

XMのストップレベルについて

XMのストップレベルは0pipsに設定されています。

ストップレベルとは、新規注文をした後の、指値や逆指値注文を入れる際に、今の価格レートから離さなければならない数値のことを指します。

上記画像からもわかるとおり、ストップレベルが狭いほど、細かい値幅での指値・逆指値での注文が出来るようになるメリットがあります。

XMの規約で注意すべきものについて

XMの規約の中でトレーダーが特に注意すべき事柄について触れておきます。

  1. 禁止されている両建取引
  2. アービトラージ取引
  3. 窓の開け閉めを集中的に狙う取引
  4. ボーナスの不正取得

①XMの規約で禁止されている「両建取引」

XMの規約で禁止されている両建取引は以下の通りです。

  • XM内の別口座間で行う両建取引
  • XMと別FX業者間で行う両建取引

ちなみにXMの同一口座内での行う両建ては禁止されていません。
※例外として、XMでは取引量に応じてポイントがもらえるXMポイントという制度がありますが、XMポイントの獲得目的で、XMの同一口座内で大きな(数百万通貨)ロットの両建取引をする行為は、XMポイントがもらえない、もしくは口座凍結の恐れがありますのでご注意ください。

②XMの規約で禁止されている「アービトラージ取引」

アービトラージは大きく分けると下記の3種類がありまが、XMでは規約で全てののアービトラージが禁止されています。

  • ボーナスアービトラージ
  • レイテンシーアービトラージ
  • スワップアービトラージ
ボーナスアービトラージとは

ボーナスアービトラージとは、ボーナスキャンペーンを利用した海外FX業者間で行う両建取引の事を指します。

ボーナスのみを使って両建取引を行うと、トレーダーはノーリスクで現金を得ることができます。(トレーダーのリスクは片方の口座のボーナス残高のみ)

更にゼロカットを利用すれば利益の積み増しすることもできます。

ゼロカット前提のボーナスアービトラージをした場合、片方の口座はゼロカットがあるので損失が限定されます。それに対して、もう片方の口座は利益に上限はありませんので、利益を大きく出すことが出来ます。

トレーダーが失うものと言えばボーナス残高のみなので、現金を失うリスクはありません。

※XMは同一口座以外の両建て全てを禁止しているのでこのようなボーナスアービトラージは使えません。XMが特別という訳ではなく、他の海外FX業者でもこのようなボーナスアービトラージは規約などで禁止されています。

レイテンシーアービトラージとは

FX業者間の価格レートには瞬間的ではありますが差が出ることがあり、この差が出たタイミングで、安いレートのFX業者から通貨を買い、高いレートのFX会社で通貨を売れば、実質ノーリスクで利益を上げることができます。

このような取引をレイテンシーアービトラージと言いますが、目視で出来るようなものではなく、専用のプログラミングを組み、瞬間的な取引を何十~何百と膨大な取引回数を重ねながら利益を出す仕組みとなっています。

このような取引をすると、FX業者側のシステムに多大な負担をかけ、サーバートラブル等につながりかねない行為になりますので、FX業者の多くはこのレイテンシーアービトラージを禁止しています。

※XMではこのレイテンシーアービトラージは規約で禁止されています。

スワップアービトラージとは

ある特定の通貨ペアの「買いのスワップポイント」と「売りのスワップポイント」の合計が+であれば両建取引をすることにより、為替の損失リスクを排除してスワップポイントの差益のみで利益を上げる事が出来ます。

このような取引をスワップアービトラージと言います。

※XMの場合、同一口座のスワップアービトラージは全てマイナスの数値になるので成立しません。また、他業者間のスワップアービトラージ=他業者間で行う両建取引となりますので、規約により禁止されています。

③XMの規約で禁止されている「窓開け閉めのみを集中的に行う取引」

窓開けとは、週終わりの金曜日と、週始めの月曜日の始まり値のギャップの事を指します。

月曜日の取引開始時刻にこの窓開けが発生すると、その後は高い確率で、レートが徐々に金曜の終値付近に近づいていく現象が起きます。この現象のことを窓閉めと言います。

XMでは「窓の開け・閉め」のみを集中的に狙ったトレードを行うことは規約上禁止されていますのでご注意ください。
※集中的にとは、具体的にどれくらいの回数なのかはXMからの公式回答はなく、その判断はXMの担当部署によります。

④XMの規約で禁止されている「ボーナスの不正取得」

XMでは規約上、ボーナス(口座開設・入金)はトレーダー1人あたり1度までしか利用できません。

口座の名義を変えるなどして再度、新規口座開設のフリをし、ボーナスを再取得するような行為は規約上禁止されています。
※家族名義で行うボーナスの再取得も不正取得とみなされます。

この記事の結論として、トレーダー目線から見る、XMの向き不向きをまとめてみました。

質問やトラブルQ&A

よくあるご質問に対して回答をまとめました。

XMのZero口座を開設しましたが、入金ボーナスが使えないのはなぜですか?

XMで入金ボーナスが使える口座は、マイクロ口座とスタンダード口座になります。

取引してもXMポイントが入っていませんでした。

考えられる原因は2つあります。1つ目は、ポジションの保持時間です。10分以上ポジションを保持しない場合XMポイントは付与されません。2つ目の可能は、Zero口座を使っている場合XMポイントは付与されません。それ以外のケースでは、システムトラブルの可能性もあります。公式ページチャットサービスから問い合わせをしてみてください。

XMで出金拒否があるっていうのは本当ですか?

当サイトでSNSやインターネットから広く情報収集を行いましたが、信ぴょう性のある不当な出金拒否の情報はありませんでした。「あるらしい」「あった模様」程度の内容が片手で数えられる程度ヒットしましたが、信憑性は限りなく低いです。当サイトとしての回答を述べると、XMでの不当な出金拒否はありません。

もしそのような情報がありましたら情報提供をお待ちしております。

電話の日本語サポートはありますか?

日本語サポートデスクへの直通電話はありませんが、メールで依頼することによって日本語のコールバックを受けることができます。基本的にはチャットサービスで解決することがほとんどですが、電話で詳細を伝えた方が良い場合もありますので、その際は、下記メールアドレスに、「氏名」「口座番号」「電話希望日時」「簡単な質問内容」を記載してコールバックの依頼をしてください。

support@xmtrading.com

※あまりにも直近の日時では対応できない場合があるので、希望日時は少し余裕を見ましょう。できれば、第3希望くらいまで書くことが出来ればベストです。