Exness口座タイプ概要
口座タイプ名称 | スタンダード 口座 |
スタンダードセント 口座 |
ロースプレッド 口座 |
ゼロ 口座 |
プロ 口座 |
初回入金 | $10 | $1,000 | |||
取引手数料 | - | 往復$7/Lot | 往復$7~/Lot | - | |
スプレッド評価値※ | 1.43pips | 0.86pips(手数料込) | 0.90pips(手数料込) | 0.88pips | |
USDJPYスプレッド | 1.1pips | 0.7pips(手数料込) | 0.7pips(手数料込) | 0.7pips | |
EURUSDスプレッド | 1.0pips | 0.7pips(手数料込) | 0.7pips(手数料込) | 0.6pips | |
× | × | ||||
最大レバレッジ | ∞倍 | 2,000倍 | ∞倍 | ||
取引ツール | MT4/5,Exnessターミナル | MT4,Exnessターミナル | MT4/5,Exnessターミナル | ||
NDD-STP(成行) | NDD-STP(成行) | NDD-STP(即時) | |||
スキャルピング | 〇 | 〇 | |||
取引量計算単位 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=10万通貨 | ||
最大取引量 | 200Lot(2100~0659-20Lot) | 200Lot(2100~0659-20Lot) | |||
最小取引量 | 0.01Lot | 0.01Lot | |||
最大ポジション数 | 無制限 | 1,000 | 無制限 | ||
取引可能銘柄 | FX・貴金属・インデックス・株式・エネルギー・仮想通貨 | FX・貴金属 | FX・貴金属・インデックス・株式・エネルギー・仮想通貨 |
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
Exnessスペック解説メニュー
Exnessのボーナスについて ▼
口座タイプ名称 | 全口座タイプ |
口座開設ボーナス | 開催していない |
入金ボーナス | 開催していない |
- 口座開設ボーナスとは?
-
口座開設ボーナスとは、いわゆる未入金ボーナスとも呼ばれるもので、入金をする必要がなく、新規口座開設をするだけでボーナスクレジットを受け取ることができるキャンペーンの事を指します。
(口座開設ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高とは別表記になります)
受け取ったボーナスクレジット自体を出金することは出来ませんが、取引で得た利益は出金可能なので、トレーダー側のリスクは0であり、非常に人気の高いボーナスとなっています。
- 入金ボーナスとは?
-
入金ボーナスとは、入金時に指定された倍率分のボーナスクレジット※(証拠金)が貰えるキャンペーンの事を指します。
(入金ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高と別表記になります。)参考例①
- 100%入金ボーナス
- 5万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金5万円+ボーナスクレジット5万円」の合計10万円分の証拠金で取引をすることが出来ます。参考例②
- 50%入金ボーナス
- 10万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金10万円+ボーナスクレジット5万円」の合計15万円の証拠金で取引をすることができます。
Exnessではボーナス自体を開催していないため、口座タイプに関わらず利用することができません。
Exnessのレバレッジについて ▼
口座タイプ名称 | スタンダード | スタンダードセント |
ロースプレッド |
ゼロ |
プロ |
最大レバレッジ | ∞倍 | 2,000倍 | ∞倍 |
Exnessの最大レバレッジは、スタンダードセント口座を除き、無制限(∞)※となっています。
- ※無制限(∞)レバレッジとは?
-
無制限レバレッジとは、文字通り最大レバレッジに制限がないことを指し、理論上、必要証拠金1円で制限なしの膨大な取引量を扱うことが出来ます。
ただし実際の運用面においては、口座内にスプレッドや取引手数料分の証拠金が残っている必要があります※のでご注意ください。
※エントリーをした瞬間にスプレッドや取引手数料の費用が発生するため、仮に必要証拠金が1円の取引であっても、最低限の証拠金(スプレッドや取引手数料分の金額)が口座内にある状態でないと取引をすることができません。
ただし、この無制限レバレッジは新規口座開設直後から利用できるわけではなく、以下のルールや制限が設けられています。
∞レバレッジルール・制限
- ∞レバレッジ解放条件
- 証拠金残高によるレバレッジ制限
- 特定のタイミングで発生するレバレッジ制限
①「無制限(∞)レバレッジ解放条件」について
Exnessの無制限レバレッジを利用するためには、口座開設後に以下の条件をクリアする必要があります。(クリア前の最大レバレッジは2,000倍)
- 合計取引回数10回以上
- 合計取引量5Lot以上
- 口座残高$1,000未満
特に目につく部分は「合計取引量5Lot以上」と「口座残高$1,000未満」だと思います。
まず「合計取引量5Lot以上」に関して、すぐに達成できるか否かはトレーダーの資金量と手法によります。一応抜け道として、両建てをして一発で達成する※という荒業もありますが、費用がかかるので結局のところは、自分の適性ロットでコツコツと取引を積み重ねるのが一番でしょう。
- Exnessレバレッジ解放荒業-両建てについて
-
両建ての取引で合計5Lot以上を達成しても、レバレッジ解放条件として認められます。
それを利用して、為替の損失を受けないように2.5Lot分の両建て取引(2.5Lot+2.5=5Lot計算)をして、一気に達成条件をクリアしてしまおうという趣旨になります。
ただし、ロースプレッド口座(ゼロ口座)であれば取引手数料が発生し、プロ口座(スタンダード口座)であればスプレッド分の費用が掛かります。
参考費用
- ロースプレッド口座:$35
- ゼロ口座(ドル円):$35
- プロ口座(ドル円):3,500円
- スタンダード口座(ドル円):5,500円
「合計残高$1,000未満」に関しては、スタンダード口座以外は初回入金が10万円以上となっているので、順調に利益を重ねている状況であればレバレッジ∞倍の恩恵を受けることができません。
そこで、∞倍のレバレッジを使いたい場合は、出金をする、もしくは別口座を作って資金移動をしましょう。
※資金移動をした結果、資金移動元の証拠金残高が$初回入金額の$1,000を下回ってしまっても資金移動元の口座は継続して利用可能。
※資金移動先の口座は、初回入金額の高いロースプレッド口座などにする必要はなく、スタンダード口座でOK。
②「証拠金残高によるレバレッジ制限」について
Exnessのレバレッジは、下記のとおり口座内の有効証拠金※残高によって制限がかかります。
※有効証拠金=証拠金±保有中のポジション収支
Exnessレバレッジ制限-∞倍使用時
レバレッジ | 有効証拠金 |
∞倍 | $0~999 |
2,000倍 | $1,000~4,999 |
1,000倍 | $5,000~29,999 |
500倍 | $30,000 |
(Exnessレバレッジ制限-2,000倍使用時)
レバレッジ | 有効証拠金 |
2,000倍 | $0~4,999 |
1,000倍 | $5,000~29,999 |
500倍 | $30,000 |
③「特定のタイミングで発生するレバレッジ制限」について
証拠金残高によるレバレッジ制限以外にも、下記をはじめとする特定条件時にレバレッジ規制がかかる場合があります。
- 重要な経済指標発表時の15分前~5分後
→新規ポジションに200倍のレバレッジ規制 - FX市場が閉まる3時間前~閉場
(日本時間土曜日AM4:00~AM7:00)
→新規ポジションに200倍のレバレッジ規制 - FX市場が開いた直後~2時間後
(日本時間月曜日AM7:00~AM9:00)
→新規ポジションに200倍のレバレッジ規制
Exnessの取引ツールについて ▼
口座タイプ名称 | スタンダード |
スタンダードセント |
ロースプレッド |
ゼロ |
プロ |
MT4 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
MT5 | 〇 | × | 〇 | ||
Exnessターミナル | 〇 | 〇 | 〇 |
Exnessではスタンダードセント口座を除き、MT4及びMT5に加え、Exness独自開発のExnessターミナルの取引ツールに対応しています。各取引ツールの概要は下記をご覧ください。
取引ツール概要
- MT4・MT5について
-
T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。特徴
MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。
- ※1:カスタムインジケーターとは
-
カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。
- ※2:EAとは
-
EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。
MT4とMT5の違いについては、拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4と「ユーザビリティ(使いやすさ)・とスペックに優れるMT5」という対比になっています。
MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
- Exnessターミナルについて
-
Exnessターミナルは、TradingView※のチャート機能を流用し、Exnessが独自カスタマイズをした取引ツールで、ブラウザ上で動くタイプの取引ツールです。
- ※TradingViewとは
-
TradingViewとは、アメリカシカゴに本社を置く、TradingView Inc.社が開発を行っている取引ツールです。 世界で1500万人ほどのユーザー数を抱え、見やすいチャート画面と直感的な操作が可能な優れたUI設計、ソーシャル機能(世界中から集まるアイデアとカスタムインジケーター)が組み込まれている取引ツールです
特徴
- 基本的な機能は全て完備。
- TradingViewならではの使いやすいUI設計。
- ソーシャル機能やカスタムインジケーターの導入は不可。
Exnessターミナルには、通常のトレードで使用すると思われる機能は完備されているので、「あれがないから困る!」ということはなく、もちろん日本語にも対応しています。また、壁画ツールやインジケーターの種類はかなり豊富に用意されているので、トレーダーに豊富な選択肢を与えてくれます。
また、Exnessターミナルの基本的なチャート機能はTradingViewから流用したものになりますが、TradingView自体のチャート機能は使いやすくかなり評判が良いので、それを流用したExnessターミナルのチャート機能も同じ使い心地となっています。使いやすさの感覚は個人差がありますが、UI設計は非常に使いやすく、直観的な操作が可能です。(ネットで○○の使い方などを検索しなくても大体の感覚で操作ができる)
ただし、TradingViewでは利用可能な「ソーシャル機能」や「カスタムインジケーター」等はExnessターミナルでは利用することが出来ません。ExnessターミナルはTradingViewの「チャート機能」のみを流用したものなので、TradingViewのユーザーネットワークを利用したシステム(ソーシャル機能やカスタムインジケーターのダウンロード等)は使うことが出来ませんのでご注意ください。
Exnessの入出金ついて ▼
入出金方法 | 入金 |
出金 |
国内銀行送金 (オフライン銀行送金) |
・Exness側手数料:無料 ・最低入金額:$10相当 ・最大入金額:$25,500相当 ・処理目安:1時間~1日程度 |
・Exness側手数料:無料 ・最低出金額:$210相当 ・最大出金額:$28,000相当 ・処理目安:2日~5日程度 |
クレジットカード デビットカード JCB |
Exness側手数料:無料 ・最低入金額:$10相当 ・最大入金額:$10,000相当 ・処理目安:即時(最大5日) |
Exness側手数料:無料 ・最低出金額:- ・最大出金額:$10,000相当 ・処理目安:即時(最大10日) |
bitwallet | ・Exness側手数料:無料 ・最低入金額:$10相当 ・最大入金額:$23,200相当 ・処理目安:即時~1日程度 |
Exness側手数料:無料 ・最低出金額:$1相当 ・最大出金額:$22,000相当 ・処理目安:即時~1日程度 |
sticpay |
Exness側手数料:無料 ・最低入金額:$10相当 ・最大入金額:$10,000 ・処理目安:30分程度 |
Exness側手数料:無料 ・最低出金額:$1相当 ・最大出金額:$10,000 ・処理目安:24時間以内 |
仮想通貨 (bitcoinの場合) |
Exness側手数料:無料 ・最低入金額:$10 ・最大入金額:$1千万 ・処理目安:即時~1日程度 |
Exness側手数料:時価 ・最低出金額:マイニング手数料以上 ・最大出金額:$1千万 ・処理目安:即時~1日程度 |
PerfectMoney | Exness側手数料:1.99% ・最低入金額:$50 ・最大入金額:$100,000 ・処理目安:~3日程度 |
Exness側手数料:0.5% ・最低出金額:$2 ・最大出金額:$100,000 ・処理目安:~3日程度 |
海外FX業界において、半数以上の業者が出金時の国内銀行送金に対応していない現状がありますが、Exnessでは「入金」「出金」の両方において国内銀行送金を利用することができます。
また、国内銀行送金による出金の制約(手数料無料の出金条件:$210相当以上の出金が必要)についても比較的ハードルが低く利用しやすくなっています。
以下は入出金時の諸注意になりますのでご確認ください。
Exness入出金-注意点
- マネーロンダリング防止ルールについて
-
Exnessはマネーロンダリング防止ルールにのっとり、入出金の管理を行っています。Exnessで出金を行い場合、基本的には入金履歴があるツールへの出金が優先されます。このような優先順位のルールは送金経路を明確にするためであり、国際的な犯罪組織への資金流入を阻止するために行われています。
参考例を挙げると、クレジットカードもしくはデビットカードで入金した範囲内の出金に関しては、ショッピング枠を利用している仕組み上「返金扱い」となります。ただし返金扱いとは言っても、お金が口座に着金することに変わりはありません。明細などを出す場合、あなたの口座に「入金された」という扱いにはならず、あなたの口座に「返金された」という扱いになります。扱いに違いあるだけで、特に不都合が発生するわけはないので、ご安心ください。
Exness参考例
- クレジットカードで10万円を入金した場合、10万円までの出金はクレジットカードへ返金処理されます。
※10万円を超える出金は、銀行口座等へ出金することができます。
- クレジットカードで10万円を入金した場合、10万円までの出金はクレジットカードへ返金処理されます。
- 【注意点】国内銀行送金での入金について
-
入金時の注意点
- 入金元の銀行口座とExness取引口座が同一名義でないと入金することが出来ない。
- 最低入金額及び最大入金額は1回毎あたりの金額。
「最低入金額:$10相当」「最大入金額:$25,500相当」
出金時の注意点
- 出金元の銀行口座とExness取引口座が同一名義でないと出金することが出来ない。
- 最低出金及び最大出金額は1回毎あたりの金額。
「最低出金額:$210相当」「最大出金額:$28,000相当」 - クレジットカードでの入金履歴がある場合、同カードへの出金が優先される。
マネーロンダリング防止ルールにより、クレジットカードで入金した金額内の出金は強制的にクレジットカードへの出金となります。クレジットカードで入金した範囲を超える出金は国内銀行送金にて出金可能です。
- 【注意点】クレジットカードでの入出金
-
入金時の注意点
- 日本人トレーダーの場合、利用可能なクレジットカード(デビットカード)のブランドはJCBのみ。
出金時の注意点
- クレジットカードへの出金は「返金扱い」になる。
クレジットカード(デビットカード)で入金した範囲内の出金に関しては、ショッピング枠を利用している仕組み上「返金扱い」となります。ただし返金扱いとは言っても、お金が口座に着金することに変わりはありません。明細などを出す場合、あなたの口座に「入金された」という扱いにはならず、あなたの口座に「返金された」という扱いになります。扱いに違いあるだけで、特に不都合が発生するわけはないので、ご安心ください。 - クレジットカードからの入金履歴がないと出金できない
クレジットカードへの出金は、同クレジットカードでの入金履歴がないと出金できません。入金履歴があれば、クレジットカードで入金した範囲内でのみ出金が出来ます。(クレジットカード明細には返金扱いの記載になります) - 同クレジットカードを利用した入金額を超える(利益分の)出金はできない。
クレジットカードへの利益の出金は返金額を超えてしまうので、その性質上、利用することができません。例外として、日本国外で発行したクレジットカードの場合、利益の出金が可能な場合があります。
- 【注意点】bitwalletでの入出金
-
※bitwalletとは:世界200カ国で利用されているオンラインウォレットサービスです。bitwalletを利用して入出金を行う場合は、bitwallet自体の登録作業が必要であり、身分証明書等の提出が必要になります。
入金時の注意点
- bitwalletとExnessの取引口座が同一名義でないと入金が出来ない
- bitwallet自体への入金について
bitwalletはオンラインウォレットなので、残高がなければExnessへの入金も行うことができません。実際にbitwalletへ入金を行う場合は国内銀行送金もしくはクレジットカード(デビットカード)での入金が可能となっています。
出金時の注意点
- bitwalletとExnessの取引口座が同一名義でないと出金が出来ない
- bitwalletから国内銀行口座への出金について
bitwalletはオンラインウォレットなので、実際にお金を受け取るためには、bitwalletから更にご自身の銀行口座へ送金する必要があります。bitwalletから国内銀行口座への手数料は824円かかります。(国内銀行送金扱いなので受け取り側の銀行でリフティングチャージや中継銀行手数料などは発生しません。
- 【注意点】STICPAYでの入出金
-
※STICPAYとは:オンラインウォレットサービスです。STIPAYを利用して入出金を行う場合は、自体の登録作業が必要であり、身分証明書等の提出が必要になります。
入金時の注意点
- STICPAYとExnessの取引口座が同一名義でないと入金が出来ない
- STICPAY自体への入金について
STICPAYはオンラインウォレットなので、残高がなければExnessへの入金も行うことができません。STICPAYへ入金を行う場合は国内銀行送金(手数料:入金額×2%)やクレジットカード(手数料:入金額×3.85%)、仮想通貨(手数料:入金額×1%)等での入金が可能となっています。
出金時の注意点
- STICPAYとExnessの取引口座が同一名義でないと出金が出来ない
- STICPAYから国内銀行口座への出金について
STICPAYはオンラインウォレットなので、実際にお金を受け取るためには、STICPAYから更にご自身の銀行口座へ送金する必要があります。STICPAYから国内銀行口座への手数料は出金額×2%+800円かかります。(国内銀行送金扱いなので受け取り側の銀行でリフティングチャージや中継銀行手数料などは発生しません)
- 【注意点】仮想通貨での入出金
-
- 仮想通貨で入出金を行う場合は、以下の仮想通貨ウォレットが必要になる。
Exness側:口座開設後、Exnessの仮想通貨ウォレットを開設することができます
トレーダー側:別途、外部の仮想通貨ウォレットを開設する必要があります - 入金時のExness側の手数料は無料だが、トレーダー側の仮想通貨電子ウォレット側にマイニング手数料が発生する場合あり。
- 出金時、Exnessウォレット内の残高はマイニング手数料以上が必要になる。
- 仮想通貨で入出金を行う場合は、以下の仮想通貨ウォレットが必要になる。
- 【注意点】PerfectMoneyでの入出金
-
※PerfectMoneyとは:オンラインウォレットサービスです。PerfectMoneyを利用して入出金を行う場合は、PerfectMoney自体の登録作業が必要であり、身分証明書等の提出が必要になります。
- PerfectMoneyとExnessの取引口座が同一名義でないと入金が出来ない
- PerfectMoney側の手数料が高額。
上記表に記載したExness側の手数料に加え、以下の手数料が発生します。
・トレーダー(銀行口座)→PerfectMoney|入金手数料:入金額×0.5%+海外銀行送金手数料(4,000~8,000円)
・PerfectMoney→トレーダー(銀行口座)|出金手数料:出金額×1.5%+リフティングチャージ等(2,500~8,000円)
Exnessのサポートについて ▼
サポート方法 | 対応可能な時間帯 |
日本語対応 |
電話 |
【平日】08:00~00:00 | 〇 (+120409740) |
チャット | 【平日】08:00~00:00 | 〇 |
メール | 【平日】08:00~00:00 | 〇 (support@exness.com) |
Exnessのサポートは対応可能な時間帯が長く、日本語に関してもネイティブレベルで対応してくれるので非常に安心感があります。
ただし、電話サポートはコールバックサービス(折り返し電話サービス)がないため、高額な通話料金が発生してしまう点にはご注意ください。
Exnessサポート利用方法
- Exnessチャットサービスに使い方
-
①Exnessトップページ左下隅「チャット」をクリック
②チャット画面が立ち上がったら任意の文字を入力欄に記入する。
※デフォルトは定型文のチャットボットなので、「テスト」など適当な文字を入力して、ライブサポートに切り替える必要があります。
③選択項目が出てきますので、最下部のライブサポートへ転送を選択するとチャット開始となります。
Exnessの信用面について ▼
FXサービス正式名称 | Exness(エクスネス) |
公式サイトURL | https://www.exness.com/ja/ |
運営法人名称 |
Nymstar Limited(日本人アカウント) |
運営法人住所 | セーシェル共和国 F20, 1st floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles |
創業 | 2008年 |
金融ラインセンス | セーシェル金融庁(FSA) |
資金保全 | 分別管理 |
Exnessは創業2008年のセーシェル共和国に本社を置く海外のFX会社で、世界150カ国以上でFXサービスを提供し、毎年ユーザー数や取引高を伸ばしながら健全な営業を続けている優良業者です。
日本人アカウントを管理・運営している会社は上記の表に記載しましたが、それ以外にも世界各地にグループ企業として展開を行っています。
Exnessグループ企業
会社名 | 所在地 |
Exness B.V. | オランダ王国構成国キュラソー(カリブ諸島) Emancipatie Boulevard Dominico F. “Don” Martina 31 Curaçao |
Venico Capital Limited | 英領ヴァージン諸島(カリブ海西インド諸島) Trinity Chambers, PO Box 4301, Road Town, Tortola, British Virgin Islands |
Tortelo Limited | モーリシャス共和国 7TH FLOOR, TOWER 1, NEXTERACOM, CYBERCITY, EBENE 72201 |
Vlerizo (Pty) Ltd | 南アフリカヨハネスブルグ Central Office Park Unit No.4 257 Jean Avenue, Centurion Gauteng, Johannesburh |
Exness (Cy) Ltd | キプロス共和国 1, Siafi Street, Porto Bello, Office 401, CY-3042 Limassol |
Exness (UK) Ltd | イギリスロンドン 107 Cheapside, London EC2V 6DN United Kingdom |
Exness金融ライセンス
会社名 | 金融ライセンス情報 |
Nymstar Limited | セーシェル金融庁ライセンス(FSA)認可番号:SD025 |
Exness B.V. | キュラソー、シント・マールテン中央銀行(CBCS)認可番号:0003LSI |
Venico Capital Limited | 英領ヴァージン諸島金融サービス委員会(FSC)認可番号:SIBA/L/20/1133 |
Tortelo Limited | モーリシャス金融サービス委員会 SEC-2投資ディーラー認定業者 |
Vlerizo (Pty) Ltd | 南アフリカ金融部門監査機構(FSC)登録番号:2020/234138/07 |
Exness (Cy) Ltd | キプロス証券取引委員会ライセンス番号:178/12 |
Exness (UK) Ltd | イギリス金融行動監視機構(FSA)登録番号:730729 |
Exnessの日本人アカウント運営会社は、セーシェル金融庁発行のライセンスを保持しています。
このラインセンスはいわゆるオフショアライセンスの一つで、一流の金融ラインセンスからは見劣りはするものの、きちんと一国の金融ランセンスを保持しながら運営をしている点は評価できます。
Exnessグループに目を向けると、様々なライセンスや認可を受けていますが、注目すべきはヨーロッパ圏のアカウントを管理運営してるExnessUKのFSA(イギリス金融行動監視機構)ライセンスです。このライセンスは、世界を見渡しても非常に規制が厳しく取得が困難な一流ライセンスの一つで、それを所持しているグループ会社があるという点だけでも非常に評価出来ます。
Exness資金保全
Exnessの資金保全(トレーダーが預けている金融資産の管理方法)は、分別管理※という方法をとっています。
※分別管理:トレーダーが預け入れている資金とFX会社名義の資金(運転資金など)は別々の口座で管理される資金保全方法
分別管理自体は、国内FXの完全信託保全※と比べると見劣りしますが、Exnessでは別途以下の取り組みを行っています。
※完全信託保全:第三社金融機関の信託口座にトレーダー資産を預け入れる資金保全方法
- 外部監査機関による口座資金の定期チェック
- 外部監査機関の監査報告及び財務実績の公表
外部監査機関は、世界的に有名なデトロイトトーマツを採用しており、監査法人の信頼性で言えば超一流の監査法人です。
そのような監査法人からチェックを受けていることからも、Exnessではトレーダーの資金をきちんと分別管理していると言えます。
また運営の健全性(資金繰り)においては、Exnessは財務実績を毎年四半期ごとに公式サイトで公表をしており、業績は右肩上がりで伸び続けていることからも、現状での倒産の可能性は非常に低いと考えられます
Exnessは世界的な金融サービス業の紛争問題解決組織「The Financial Commission」に加入しています。
トレーダーとThe Financial Commission(以下FC)に加入している業者との間でトラブルがあった場合、FCが仲裁を行ってくれます。そして、そのトラブルの原因がFX事業者側にある場合、最大2万ユーロの補償がトレーダーに対して支払われます。よく間違われやすいのが、FX事業者が倒産した際の補償はFCでは行っておりません。あくまでトレーダーとFX事業者間の紛争をケアするのがFCの役割となっています。
Exnessの約定力について ▼
口座タイプ | スタンダードセント口座 スタンダード口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 |
プロ口座 | |
取引形態 | NDD-STP | ||
約定方式 | 成行 | 即時 | |
リクオート・約定拒否 | なし |
あり |
- 約定拒否とは?
- トレーダーが注文(エントリー・決済)をした時に、FXがその注文を受け付けてくれないことを指します。
- リクオートとは?
- トレーダーが注文(エントリー・決済)をした時に、FX会社がそのレートでは対応できず、レートを再提示してくることをリクオートと言います。
Exness取引形態について
Exnessでは基本的にNDD方式(ノーディーリングデスク)と呼ばれる、FX会社の意思が介入しない非常にクリーンな約定方式を採用しています。
NDD方式であれば、FX会社による意図的な約定拒否や不利なスリッページ等が発生する恐れがなく、トレーダーは取引そのものに集中することができるメリットがあります。
更に細かく申し上げると、NDD-STP方式を採用しており、世界規模の金融機関が取引の約定を担保しており、非常に安定した取引が可能となっています。
Exnessは口座タイプによって約定方式に違いがあります。
- 成行:約定させることが優先される
スタンダード口座・スタンダードセント口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座 - 即時:約定させるレートが優先される(約定するレートがずれないことが優先)
プロ口座
比較項目 | 【成行約定】 | 【即時約定】 |
約定スピード | 普通 | 速い |
約定拒否・リクオート | 起きにくい | 起きる場合がある |
成行約定と即時約定の特徴は上記の通りですが、どちらの約定方式も一長一短であり、ご自身のトレードスタイルによって適正が変わってきます。
Exnessその他注目ポイントや注意事項について ▼
下記事項について解説していきます。
- 無料VPS提供について
- ゼロカットサービスについて
- 取扱い通貨ペアとその他取扱い銘柄について
- スワップポイントについて
- ロスカットレベルについて
- ロット制限とポジション制限について
- 両建取引について
「無料VPS提供」について
Exnessでは以下の条件をみたすことによって、無料でVPSを利用することができます。
- 累計入金額5万円($500)以上
- 申し込み時の口座に1万円($100)以上の余剰証拠金がある
これらの条件は破格で、海外FX他社であれば数十万円以上の入金が必要であったり、月額3,000~5,000円程度の利用料金がかかります。
※XM社の無料VPS利用条件:50万円以上の入金+1ヵ月間で50万通貨以上の取引履歴が必要
※GemForex社の無料VPS利用条件:50万円以上の入金が必要
ちなみにVPSというとEA(自動売買)の時に使うというイメージがありますが、約定力が向上するメリットもあり、VPSを使って取引をすると、通信のスピード(レイテンシー)が上がるので、約定のスピードが上がりサクサク約定するようになり、通信のタイムラグが少なくなることで、スリッページが起きにくくなるメリットがあります。
また、ExnessのVPSサーバーは、価格レートや注文処理を行っているデータセンター(アムステルダム)と同じ場所に設置することによって、通信速度の指標であるping値を0.4~1.25ミリ秒に抑えることができています。
基本的にVPSを使うことによるデメリットはありませんので、ぜひ活用してみてください。
- VPS利用時-その他注意事項
-
- VPSサービスは申し込みが必要。
※無料要件を満たした後に、チャットもしくはメールでリクエストを送る - VPSサービスを使わない(取引しない)期間が16日連続した場合、中止扱いになる。
※14日連続時点で、中断の通知があり、そこから更に2日連続で中止扱いになる
※中止以後、復旧したい場合は、運営にチャットもしくはメールでリクエストを送れば再開は可能だが設定などは消去される - 口座内の余剰証拠金が1万円($100)を下回ると、利用中止扱いになる
- VPSサービスは申し込みが必要。
「ゼロカットサービス」について
海外FXについてある程度下調べしている方は既にご存じかもしれませんが、Exnessに関してもゼロカットサービスが導入されています。
ゼロカットサービスがない場合、口座残高以上の損失に対して支払い義務が生じます。このことを追証(おいしょう)追加証拠金制度、もしくは追証(おいしょう)と言いますが、ゼロカットサービスはこの追証を免除するものです。
ゼロカットサービスを利用すれば、相場の急変動などで口座の残高がマイナスになり、その支払いで借金を背負ってしまう…というような最悪のシナリオを回避することができます。
「取引通貨ペアとその他取扱い銘柄」について
口座タイプ名称 | スタンダード | スタンダードセント | ロースプレッド |
ゼロ |
プロ |
FX(通貨ペア) | 98種 | 34種 | 75種 | 98種 | |
貴金属 | 10種 | 2種 | 8種 | 10種 | |
エネルギー | 2種 | 取扱いなし | 1種 | 2種 | |
仮想通貨 | 16種 | 取扱いなし | 15種 | 16種 | |
株式 | 78種 | 取扱いなし | 78種 |
78種 | |
インデックス | 10種 | 取扱いなし | 9種 | 10種 |
Exnessは口座タイプによって取引可能な銘柄に差がありますが、通貨ペアに関して必要十分なラインナップとなっており、実際の取引で困ることはないでしょう。
※海外FX会社の取引通貨ペア数平均値:54通貨ペア
参考までに、以下は通貨ペア以外のラインナップの海外FX他社との比較情報になります。
- 「貴金属」:海外FX他社と同程度。
- 「エネルギー」:海外FX他社より少ない。
- 「仮想通貨」:必要最低限。
- 「個別株式」:海外FX他社よりは多いが、日本の株式の取り扱いはなし。
- 「インデックス」:海外FX他社と同程度。
Exness取引可能銘柄-詳細
※全ての銘柄は便宜上記載しておりません。口座別の詳細などを詳しくお知りになりたい方はExness公式サイトをご覧ください
- 通貨ペア
-
・ドル円(USDJPY)
- ■クロス円:
- ・ポンド円(GBPJPY)
・豪ドル円(AUDJPY)
・ユーロ円(EURJPY)
・スイスフラン円(CHFJPY)
・カナダドル円(CADJPY)
・NZドル円(NZDJPY)
・シンガポールドル円(SGDJPY)
・香港ドル円(HKDJPY)
・南アフリカランド円(ZARJPY)
・メキシコペソ円(MXNJPY)
etc…
- ■その他ドルストレート
- ・EURUSD
・AUDUSD
・GBPUSD
・NZDUSD
・USDCAD
・USDCHF
・USDCNH
・USDMXN
・USDZAR
etc…
- ■ポンドストレート
- ・EURGBP
・GBPAUD
・GBPCAD
・GBPCHF
・GBPSGD
・GBPMXN
- ■ユーロストレート
- ・EURAUD
・EURCAD
・EURCHF
・EURNZD
・EURHUF
・EURRUB
・EURDKK
・EURMXN
・GBPZAR
etc…
- ■その他通貨ペア
- ・AUDCAD
・AUDCHF
・AUDNZD
・CADCHF
・NZDCAD
etc…
- 貴金属
- ・金(対USD/EUR/GBP/AUD)
・銀(対USD/EUR/GBP/AUD)
・パラジウム(スタンダード、プロ口座のみ)
・プラチナ(スタンダード、プロ口座のみ)
- エネルギー
- ・原油
・ブレンド原油(スタンダード、プロ口座のみ)
- 仮想通貨
- ※プロ口座は取り扱いなし
・ビットコイン/米ドル
・ビットコイン・キャッシュ/米ドル
・ビットコイン/豪ドル
・ビットコイン/円
・ビットコイン/金
・ビットコイン/銀
・イーサリアム/米ドル
・ライトコイン/米ドル
・Synthetix/米ドル
・Uniswap/米ドル
etc…
- 個別株式
- ・アップル
・フェイスブック
・アマゾン
・アドビ
・アリババ
・バンクオブアメリカ
・JPモルガン
・インテル
・ペイパル
・テスラ
・ナイキetc
- インデックス(株価指数)
- ・Japan 225(スタンダード・プロ口座のみ)
・US SPX 500
・US Tech 100
・US Wall Street 100
・EU Stocks 50
・UK 100
・Hong Kong 50
・France 40
・Germany 30
・Australia S&P ASX 200
「スワップポイント」について
Exnessでは「スワップフリーレベル」という特殊なシステムが導入されており、特定の通貨ペアをはじめとするスワップポイントが0 (スワップフリー) になる仕組みがあります。
ただし、このスワップフリーレベルは全てのトレーダーが一律同条件で利用できるわけではなく、以下のとおり2種類の「レベル」が割り振られ、スワップフリーになる金融商品の数に差が出ます。
- 「レベル:スタンダード」
スワップフリーの商品が少ない - 「レベル:拡張」
スワップフリーの商品が多い
- スワップフリーレベル「スタンダード」商品一覧
- ゴールド(XAUUSD)・仮想通貨全種類・インデックス株価指数全種類・個別株式全種類
- スワップフリーレベル「拡張」商品一覧
- ゴールド(XAUUSD)・仮想通貨全種類・インデックス株価指数全種類・個別株式全種類
AUDNZD、AUDUSD、EURCHF、EURUSD、GBPJPY、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、USOIL、AUDCHF、AUDJPY、EURAUD、EURCAD、EURGBP、EURJPY、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDJPY、NZDCAD、XAUUSD
上記のどちらの設定になるかは、Exnessのアルゴリズムが決定し、割り振りを行っています。
※現在のスワップフリーレベルは、Exnessパーソナルエリア(マイページ)の「設定」から確認できます。
基本は、「スタンダード」に割り振られることが多く、その後は、デイトレード(1日で取引完結)中心に取引をしていると「拡張」にレベルアップするようになっています。
通貨ペアのスワップポイント調査
Exnessで取り扱いのある通貨ペアのスワップポイントを見ると「売り」と「買い」のスワップポイント収支がプラスになる通貨ペアがありません。つまりExnessはスワップポイント目的の取引には向いていない海外FX業者と言えます。
- スワップポイント目的の取引とは?
-
スワップポイントで利益を上げたい場合は、高金利通貨ペアで両建取引を行い、為替損失を受けないようにします。そして両建取引中の高金利通貨ペアの「買いスワップポイント」と「売りスワップポイント」の差から出る利益をコツコツと貯める取引がスタンダードです。
参考までに、下記の表がExnessで取引可能な代表的な高金利通貨ペアになりますが、これらの通貨ペアをはじめ、スワップポイントの合計が+になる組み合わせは調査時点では存在しておりません。
- Exness高金利通貨ペア-スワップポイント詳細
-
通貨ペア 買いスワップ 売りスワップ 合計スワップ AUDMXN -25.14146 +2.7935 -22.34796 AUDZAR -27.80503 +2.11075 -25.69428 CADMXN -26.18073 +2.8801 -23.30063 CHFMXN -41.1855 +2.88011 -38.30539 CHFZAR -45.38699 +2.11075 -43.27624 EURMXN -42.59623 +2.8801 -39.71613 GBPXMN -44.85071 2.8801 -41.97061 GBPZAR -51.79929 +2.11075 -49.68854 MXNJPY +0.3559 -12.13973 -11.78383 ZARJPY -40.30947 +2.11076 -38.19871 USDMXN -41.6774 +2.8801 -38.7973 USDZAR -40.30947 +2.11076 -38.19871
「ロスカットレベル」について
ロスカットレベルとは、強制ロスカットになってしまう証拠金維持率のことを指します。
- 証拠金維持率とは?
- 証拠金維持率とは、簡単に言うと、「口座に入っているお金」と「持っているポジションの大きさ」の割合(%)のことを指します。証拠金維持率の数値が大きければ資金的に余裕がある状態で、逆に数値が低ければ資金的に余裕がない状態となります。
※証拠金維持率について詳しく知りたい方は当サイト別記事「FXの証拠金維持率とは?」をご覧ください。
Exnessのロスカットレベルは「証拠金維持率0%」に設定されているので、仮にポジションに含み損が出ても、口座内の証拠金残高が1円でもプラスの状態であれば、強制ロスカットになる事はありません
参考までに、ロスカットレベルの数値が低ければ(0%に近い)、含み損に対して耐えることが出来ますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は少なくなり、
反対にロスカットレベルの数値が高ければ(0%から遠い)、含み損に耐えることが出来なくなりますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は多くなります。
どちらも一長一短ではありますが、ゼロカットを前提としたフルレバトレードをする場合に限り、ロスカットレベルの低い口座の方が有利と言えます。
ロスカットレベルが低い (0%に近い) |
ロスカットレベルが高い (0%から遠い) |
含み損 耐えられる |
含み損 耐えられない |
ロスカット後 資金少ない |
ロスカット後 資金多い |
「ストップレベル」について
- ストップレベルとは?
-
ストップレベルとは、新規注文時や、注文後の、指値や逆指値を入れる際に、今の価格レートから離さなければならない数値のことを指します。
Exnessは2022年3月に取引可能な銘柄すべてのストップレベルが0pipsに設定されました。
以下は、海外FX他社のストップレベルになりますが、特に決済時の値幅が小さくなるスキャルピング取引をメインとするトレーダーはExness等をはじめとするストップレベルが0の会社を使う方が便利です。
- GEMFOREX:2.0pips(USDJPY)
- LAND FX:4.0pips(USDJPY)
- IS6FX:2.0pips(USDJPY)
- XM:0pips
- TITAN FX:0pips
- TTCM:0pips
- AXIORY:0pips
「ロット制限とポジション数制限」について
Exnessは下記のとおり、「1注文」あたりの取引量に上限があり、時間帯によっても上限数が変わってきます。
- 07:00~20:59|200Lot
- 21:00~06:59|20Lot
ただし、Exnessにはポジション数には制限がないので、上限値の取引量を繰り返せば、実質無制限に取引をすることができます。
A.あくまで、新規注文に対するロット制限なので、既存保有ポジションに何ら影響はありません。
「両建取引」について
両建取引は以下の3通りの方法がありますが、Exnessでは全ての両建取引が認められています。(規約等で禁止行為とされていない)
- Exnessの同一口座内での両建て
- Exness内の別口座間での両建て
- Exnessの口座と別業者口座間の両建て
これは海外FX会社としてかなり珍しい方針で、②と③の両建ては一般的に規約等で禁止されています。
- なぜ海外FX会社の多くが両建取引を禁止しているのか?
-
海外FX業界では一般的に「別口座間(他社間含む)」の両建て取引は規約等で禁止されている場合が多いです。
その理由は、両建取引をすることによって、抜け道的な内容で利益を上げる事が出来てしまうからであり、それらの代表的なものは下記の3通りの手法があります。
- レイテンシーアービトラージ
- ボーナスアービトラージ
- スワップアービトラージ
- レイテンシーアービトラージとは
-
FX会社間の価格レートに瞬間的ではありますが、差が出ることがあります。
この差が出たタイミングで、安いレートのFX会社から通貨を買い、高いレートのFX会社で通貨を売れば、実質ノーリスクで利益を上げることができます。
ただし、目視で出来るようなものではなく、レイテンシーアービトラージ専用のプログラミングを組み、瞬間的な取引を何十何百と膨大な取引回数を重ねながら利益を出していきます。
このような取引をすると、FX会社側のシステムに多大な負担をかけ、サーバートラブルにつながりかねない取引になるので、FX会社の多くはこのレイテンシーアービトラージを禁止しています。
- ボーナスアービトラージとは
-
ボーナスを利用したFX会社間(複数口座)の両建て取引の事を指します。
ボーナスアービトラージをすると、ボーナスクレジットを現金化することが出来ます。
更にゼロカットを利用すれば利益を積み増しすることもできます。
両建てをした場合、片方の口座はゼロカットがあるので損失が限定されます。それに対して、もう片方の口座は利益に上限はありませんので、利益を大きく出すことが出来ます。
しかもボーナスを使えば資金的なリスクは0です。
- スワップアービトラージとは
-
特定の通貨ペアの買いのスワップポイントと売りのスワップポイントの合計が+であれば両建てをすることによって為替損失のリスクを排除してスワップポイントのみで利益を上げる事が出来ます。
スワップアービトラージは、同一会社内で行うものと、他社間で行うものの2通りがあります。