読むと得られる情報まとめ
- XMTrading各口座タイプの違いを時短(5分程度)で理解できる
- 「XMTradingでは結局どの口座タイプを選べば良いのか?」という疑問を解消できる
XMTrading運営者情報
FXサービス正式名称 | XMTrading(エックスエム・トレーディング) |
公式サイトURL | https://www.xmtrading.com/ |
運営法人名称 |
Tradexfin Limited |
運営法人住所 | セーシェル共和国 (F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles) |
創業 | 2010年(運営歴12年) |
金融ラインセンス | セーシェル金融庁FSA(SD010) |
評判・口コミ | XMの評判・口コミ記事を見る |
XMTrading口座タイプ|概要
XMTrading(以下XM)には下記5つの口座タイプがあり、まずは各口座タイプの概要について簡単に説明をさせて頂きます。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
- KIWAMI極口座
【スタンダード口座】概要|XM口座タイプ
- スプレッドが広い
- 取引手数料なし
- 口座開設ボーナス+入金ボーナス併用可能
- 最大レバレッジ1,000倍
スタンダード口座は、XM内においてFX初心者~中級者向けに位置する口座タイプです。
初回入金の金額が500円~ということで口座開設のハードルが低く、取引時に手数料が発生しないのでビギナーの方にも使いやすい仕様となっています。
詳しくは後ほど説明しますが、スタンダード口座では2つのボーナス(口座開設ボーナス及び入金ボーナス)を併用できるため、資金的なメリットが非常に強くはありますが、XM内の他の口座タイプと比べるとスプレッドが広いというデメリットもあり、結論としては完全なボーナス重視の口座タイプと言えます。
【マイクロ口座】概要|XM口座タイプ
- スプレッドが広い
- 取引量が通常の1/100
- 取引手数料なし
- 口座開設ボーナス+入金ボーナス併用可能
- 最大レバレッジ1,000倍
マイクロ口座は、先のご紹介したスタンダード口座とほぼ同一のスペック(スプレッドが広い、2つボーナス利用可能…等)となっていますが、唯一違う点として取引量の計算が1/100になる特殊な仕様になっています。
取引量が少なくなれば資金を失うリスクも相対的に低くなるので、XM内の住み分けでは少額投資向けの口座タイプと言えます。
【ゼロ口座】概要|XM口座タイプ
- 取引手数料が発生する
- 最大レバレッジ500倍
- 入金ボーナス利用不可(口座開設ボーナスは利用可)
- 取引コスト(スプレッド+取引手数料)は安い
以前までゼロ口座は、デメリット(入金ボーナス利用不可・最大レバレッジが低い)と引き換えに取引コストの安さが売りの口座タイプでしたが、後述する完全な上位互換とも言えるKIWAMI極口座が新しく新設されてしまったので、現状においてゼロ口座を使う理由が見当たらない残念な口座タイプとなっています。
【KIWAMI極口座】概要|XM口座タイプ
- 入金ボーナス利用不可(口座開設ボーナスは利用可能)
- 取引手数料が発生しない
- スプレッドが最も狭い
- 最大レバレッジ1000倍
- スワップフリー(一部のマイナー通貨ペア除く)
2022年10月に新設されたKIWAMI極口座は、XM内においてFX中級者~上級者向けに位置する口座タイプです。
入金ボーナスが利用できないというデメリットがありますが、XM内において最もスプレッドが狭い口座であり、加えてスワップポイントが発生しない仕様(スワップフリー)なので、取引している通貨ペアがマイナススワップの場合でも、損失を出すことなくポジションを長期保有することが出来ます。
XM口座タイプ|スペック比較
この項目では、XMの各口座タイプの違いについて、数値等を見ながら具体的に比較をしていきます。
まずは下記の口座間スペック比較表を見て頂き、各項目の詳細については個別に説明させて頂きます。
XM口座間スペック比較表
下記表は横スクロールできる場合があります
口座タイプ名称 | スタンダード 口座 |
マイクロ 口座 |
ゼロ 口座 |
KIWAMI極 口座 |
初回入金 | - | - | - | - |
取引手数料 | - | 片道:$5/Lot (往復:$10/Lot) |
- | |
スプレッド評価値 ※ | 2.19pips | 1.42pips(手数料込) | 0.92pips | |
USDJPYスプレッド | 1.6pips | 1.1pips(手数料込) | 0.7pips | |
EURUSDスプレッド | 1.7pips | 1.1pips(手数料込) | 0.7pips | |
口座開設ボーナス | 〇 | 〇 | 〇 | |
入金ボーナス | 〇 | × | × | |
XMポイント | 〇 | × | × | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 | |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | |
約定方式 | NDD-STP | NDD-STP | NDD-STP | |
スキャルピング | 〇 | 〇 | 〇 | |
取引量計算単位 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 |
最大取引量 | 50Lot/1ポジ | 100Lot/1ポジ | 50Lot/1ポジ | 50Lot/1ポジ |
最小取引量 | 0.01Lot | MT4:0.01Lot MT5:0.1Lot |
0.01Lot | 0.01Lot |
最大ポジション数 | 200ポジ | 200ポジ | 200ポジ | |
取引可能銘柄 | FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数・仮想通貨 | FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数 | FX・貴金属・エネルギー・商品先物・株価指数・仮想通貨 |
※取引量の多い通貨ペア7種のスプレッドを平均した数値。ただし、取引量の上位2種「ドル円」「ユーロドル」の比重は高く設定。
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
「初回入金」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | 全口座タイプ |
初回入金額 | 規定なし |
- 初回入金とは?
-
初回入金とは「新規口座開後に行う初めて入金」の事を指し、口座を利用する条件として、あらかじめ設定されている金額以上の入金が必要となります。
初回入金を終えた後の2回目以降の入金は、海外FX業者の通常の入金条件(最低入金額)に従う形となるので、「初回入金」と「2回目以降の入金」の条件は違うという点にはご留意ください。
XMでは口座タイプに関わらず、初回入金の規定がありませんので、口座開設ボーナスを使えば入金をすることなく取引することも可能です。
補足として入金をする場合は、最低入金額の規定(500円以上の入金必須)があります。
「取引手数料」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | ゼロ口座 | その他 口座タイプ |
取引手数料 | 片道:$5/Lot (往復:$10/Lot) |
– |
- 取引手数料とは?(往復・片道の説明含む)
-
取引手数料とは、スプレッド以外に発生する取引上のコストとお考え下さい。取引手数料はFX業者によって「金額が固定されている」場合と「通貨ペア毎に金額が異なる」場合の2ケースあります。
往復と片道の違いは次の通りです。
- 往復とは:エントリーから決済までを1セットと考えた場合に発生する手数料の合計金額
- 片道とは:エントリー時及び、決済時にそれぞれ発生する手数料の金額
XMではゼロ口座のみ、スプレッドの他に取引手数料のコストが発生します。
取引時に発生するコスト
- ゼロ口座
注文時|スプレッド+取引手数料($5)
決済時|取引手数料$5 - スタンダード/マイクロ/KIWAMI極口座
注文時|スプレッド
決済時|なし
合計コスト(スプレッド+取引手数料)の比較については、次の項目で説明させて頂きます。
「スプレッド」比較|XM口座タイプ
口座タイプ | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 |
スプレッド評価値 ※1 | 0.92pips | 1.42pips ※2 | 2.19pips | |
ドル円 |
0.7pips | 1.1pips ※2 | 1.6pips | |
ユーロドル |
0.7pips | 1.1pips ※2 | 1.7pips | |
ポンド円 |
1.4pips | 2.2pips ※2 | 3.6pips | |
豪ドル円 |
1.3pips | 2.2pips ※2 | 3.3pips | |
ユーロ円 |
1.2pips | 1.4pips ※2 | 2.3pips | |
ポンドドル |
0.7pips | 1.2pips ※2 | 1.6pips | |
豪ドル米ドル |
0.9pips | 1.4pips ※2 | 1.5pips | |
取引手数料 | - | 往復$10/Lo |
-
|
-
|
公式サイト案内 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※2:取引手数料込みの数値
上記の表からもわかるとおり、XMではKIWAMI口座が最も低コストで取引できる口座タイプとなっています。
XMのスプレッドについて更に詳しい情報(海外FXスプレッド平均値との比較、通貨ペア別のランキング情報等)を見たい場合は、当サイト別記事「XMスプレッド調査結果」をご覧ください。
「ボーナス」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 マイクロ口座 |
ゼロ口座 KIWAMI口座 |
口座開設ボーナス | 13,000円 | |
入金ボーナス | クッション機能:〇 100%:~5万円入金 20%;5万円~225万円入金 |
利用不可 |
- 口座開設ボーナスとは?
-
口座開設ボーナスとは、いわゆる未入金ボーナスとも呼ばれるもので、入金をする必要がなく、新規口座開設をするだけでボーナスクレジット※を受け取ることができるキャンペーンの事を指します。
※口座開設ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高とは別表記になります。受け取ったボーナスクレジット自体を出金することは出来ませんが、取引で得た利益は出金可能なので、トレーダー側のリスクは0であり、非常に人気の高いボーナスとなっています。
- 入金ボーナスとは?
-
入金ボーナスとは、入金時に指定された倍率分のボーナスクレジット※(証拠金)が貰えるキャンペーンの事を指します。
※入金ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高と別表記になります。参考例①
- 100%入金ボーナス
- 5万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金5万円+ボーナスクレジット5万円」の合計10万円分の証拠金で取引をすることが出来ます。
参考例②
- 50%入金ボーナス
- 10万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金10万円+ボーナスクレジット5万円」の合計15万円の証拠金で取引をすることができます。
- クッション機能とは?
-
クッション機能を簡単に説明すると、トレードで現金残高を失ってしまっても、ボーナスによって付与された証拠金(以下ボーナスクレジット)のみでトレードを継続することができる仕組みの事を指します。
この説明だけではわかりづらいので、トレードの具体例に沿って詳しく解説していきます。
解説+具体例
まずはじめに「現金残高(実際に入金をした金額)」と「ボーナスクレジット(ボーナス利用時に付与される証拠金)」は別々で扱われ、取引ツール上の表記も別々になります。
上記の画像のように「現金残高(残高表記)」と「ボーナスクレジット(クレジット計表記)」がある口座でトレードした場合、トレードで損失を出すと、まず先に現金残高から減っていきます。
そして、そのまま損失を出し続けると現金残高が0になってしまう訳ですが、ここで重要になってくるのが「クッション機能」です。
クッション機能のある・なしによって次のような影響があります。
クッション機能あり
現金残高がなくなってもボーナスクレジットだけでトレードを継続することが可能。
クッション機能がない
現金残高がなくなるとボーナスクレジットも消滅してしまいトレード継続不可(要追加入金)。
XMのスタンダード口座及びマイクロ口座は、海外FX業界の中でも口座開設ボーナスと入金ボーナスの両取りができる非常に貴重な口座となっています。
ゼロ口座及びKIWAMI口座に関しては口座開設ボーナスのみとなっていますが、それだけでもノーリスクで1万超の証拠金がもらえるわけですからメリットは非常に大きいです。
口座開設ボーナス補足説明
1トレーダーあたり1度までしか利用できません。
仮に、任意の口座を新規で口座開設して、口座開設ボーナスを1度でも受け取ってしまうと、それ以降は(他の口座を追加で開設するなどをしても)口座開設ボーナスの再利用はできません。
入金ボーナス補足説明
入金ボーナスの倍率について100%と20%の2重表記になっていますが、これは口座を開設してからの累計金額によって%が変わります。
- 累計5万円までの入金に対して100%入金ボーナスが適用
(入金額が累計5万円に達しなければ小分けに入金しても全ての入金に対して100%入金ボーナスが適用されます) - 累計5万円超、累計225万円までの入金に対して20%入金ボーナスが適用
(入金額が累計5万円を超えた後、225万円に達するまでは全ての入金に対して100%入金ボーナスが適用されます)
また、入金ボーナスも1トレーダーあたり1回までしか利用することができません。
仮にスタンダード口座で5万円までの100%入金ボーナスを使い切ってしまうと、それ以降は(他の口座を追加で開設するなどをしても)100%入金ボーナスの再利用はできません。
※この場合ですと(他の入金ボーナス対応口座を追加開設するなどをして)20%入金ボーナスの利用は可能です。
XMのボーナスについてより詳しい内容をお知りになりたい場合は、当サイト別記事「XMボーナスまとめ【競合比較+最新情報】」をご覧ください。
XMポイントについて
口座タイプ名称 | スタンダード口座 マイクロ口座 |
ゼロ口座 KIWAMI口座 |
XMポイント | 利用可能 | × |
XMでは取引を行うとXMポイントと呼ばれるポイントが貰え、貰ったポイントをボーナスクレジットや現金に交換することができるロイヤリティプログラム制度があります。
ロイヤルティプログラム-ステータス制度について
ロイヤルティプログラムにはステータス制度があり、XMで取引した日数が長くなればなるほどランクが上がり、よりたくさんのXMポイントが貰えるようになります。
- エグゼクティブ(初期)
- ゴールド(合計30日以上取引)
- ダイヤモンド(合計60日以上取引)
- エリート(合計100日以上)
ロイヤルティプログラム-ポイント付与率
各ステータスのXMポイント付与率は下記の表をご覧ください。
ステータス | 付与されるXMポイント |
EXECUTIVE エグゼクティブ |
10XMポイント/1lot取引 |
GOLD ゴールド |
13XMポイント/1lot取引 |
DIAMOND ダイアモンド |
16XMポイント/1lot取引 |
ELITE エリート |
20XMポイント/1lot取引 |
ロイヤルティプログラム-ポイント交換率
受け取ったXMポイントをボーナスクレジットもしくは現金へ交換する際の交換率は下記の表をご覧ください。
- ボーナスクレジットへ交換($):XMポイント÷3
例)20XMポイントの場合、20÷3=$6.6となります。 - 現金へ交換($):XMポイント÷40
例)20XMポイントの場合、20÷40=$0.5となります。
ロイヤルティプログラム(XMポイント)についてより詳しい内容をお知りになりたい場合は、当サイト別記事「XMポイントまとめ時短解説|XMPを使った0リスクトレード」をご覧ください。
「最大レバレッジ」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 マイクロ口座 KIWAMI極口座 |
ゼロ口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 |
XMでは口座タイプによって最大レバレッジが異なりますが、上記に記載した最大レバレッジは常時利用できるわけではなく、口座内の有効証拠金※が$20,000相当を超えるとレバレッジ制限がかかります。
※有効証拠金=口座内の現金残高+ボーナスクレジット残高±保有中ポジションの損益
スタンダード/マイクロ/KIWAMI極口座のレバレッジ制限
- 最大1,000倍:~$20,000※
- 最大200倍:$20,001~$100,000※
- 最大100倍:$100,001~※
※有効証拠金。$に相当する日本円。
ゼロ口座のレバレッジ制限
- 最大500倍:~$20,000※
- 最大200倍:$20,001~$100,000※
- 最大100倍:$100,001~※
※有効証拠金。$に相当する日本円。
注意点として、一部のマイナーな通貨ペアや貴金属、エネルギーなどを取引をする場合、異なるレバレッジが設定されています。
- XM最大レバレッジの例外|参考例
-
- マイナー通貨ペア:50~400倍
EURDKK(50倍)、USDTRY(100倍)、CHF絡み(400倍)… - 貴金属(シルバー):400倍
- エネルギー:33.3~66.7倍
BRENT(66.7倍)、OIL(66.7倍)、NGAS(33.3倍)… - 仮想通貨:50倍or250倍
BCHUSD(50倍)、BTCUSD(250倍)、ETHUSD(250倍)… - 商品先物:50倍
コーヒー、ココア、砂糖など
- マイナー通貨ペア:50~400倍
「取引ツール」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | 全口座タイプ |
取引ツール | MT4/MT5 |
XMでは新規口座開設時にMT4もしくはMT5の取引ツールを選択して利用することが出来ます。
取引ツールの概要は下記をご覧ください。
取引ツール概要
- MT4・MT5について
-
T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。特徴
MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。
- ※1:カスタムインジケーターとは
-
カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。
- ※2:EAとは
-
EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。
MT4とMT5の違いについては、拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4と「ユーザビリティ(使いやすさ)・とスペックに優れるMT5」という対比になっています。
MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
「約定方式」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | 全口座タイプ |
約定方式 | NDD-STP |
XMでは前提として、NDD方式(ノーディーリングデスク)と呼ばれるFX会社の意思が介入しない非常にクリーンな約定方式を採用しています。
NDD方式であれば、FX会社による意図的な約定拒否や不利なスリッページ等が発生する恐れがなく、トレーダーは取引そのものに集中することができるメリットがあります。
更に細かく申し上げると、NDDの中の「STP方式」を採用しており、XMが提携しているグローバル金融機関とトレーダーの注文が機械的にマッチングする仕組みとなっているため、スピーティかつ非常に安定した取引をすることが出来ます。
海外FX業者の約定方式(NDD方式やSTP方式)について詳しくお知りになりたい方は当サイト別記事「NDD方式とDD方式を5分で簡単理解」をご覧ください。
「取引可能銘柄」比較|XM口座タイプ
口座タイプ名称 | スタンダード口座 マイクロ口座 KIWAMI口座 |
ゼロ口座 |
FX(通貨ペア) | 55種 ※ | |
仮想通貨 | 31種 | – |
貴金属 | 2種 | |
エネルギー | 5種 | |
商品コモディティ | 8種 | |
株価指数(現物) | 14種 | |
株価指数(先物) | 10種 |
※スタンダード口座のみ56種
FX取引における通貨ペアの種類数(ラインナップ)に関しては、海外FX業界の平均値程度※であり、一般的なトレーダーが取引する通貨ペアは大抵揃っていますので実際の取引で困ることはないでしょう。
※:当サイト調べ|海外FX業者の取り扱い通貨ペア数平均値54種
仮想通貨のラインナップは比較的多い方ですが、その他銘柄に関しては必要最小限と言った体裁です。
XM口座タイプ|選び方診断
「XMでは結局どの口座タイプを選べば良いの?」という疑問については、読者の皆様の状況別に下記のとおりご提案させて頂きます。
- 「スプレッド重視」のトレーダーであればKIWAMI極口座
→詳しい理由と解説を見る - 「ボーナス使いたい」ならスタンダード口座
→詳しい理由と解説を見る - 「資金的なリスクを出来るか限り負いたくない」ならマイクロ口座
→詳しい理由と解説を見る
スプレッド重視のトレーダーであれば「KIWAMI極口座」を選ぶべき理由について
口座タイプ | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 |
スプレッド評価値 ※1 | 0.92pips | 1.42pips ※2 | 2.19pips | |
ドル円 |
0.7pips | 1.1pips ※2 | 1.6pips | |
ユーロドル |
0.7pips | 1.1pips ※2 | 1.7pips | |
ポンド円 |
1.4pips | 2.2pips ※2 | 3.6pips | |
豪ドル円 |
1.3pips | 2.2pips ※2 | 3.3pips | |
ユーロ円 |
1.2pips | 1.4pips ※2 | 2.3pips | |
ポンドドル |
0.7pips | 1.2pips ※2 | 1.6pips | |
豪ドル米ドル |
0.9pips | 1.4pips ※2 | 1.5pips | |
取引手数料 | - | 往復$10/Lo |
-
|
-
|
公式サイト案内 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※2:取引手数料込みの数値
上記の表からもわかるとおり、XM内においてKIWAMI極口座が最もスプレッドが狭い口座なので、スプレッド重視のトレーダーであればKIWAMI極口座一択となります。
ボーナスを使いたいなら「スタンダード口座」を選ぶべき理由について
口座タイプ名称 | スタンダード口座 マイクロ口座 |
ゼロ口座 KIWAMI口座 |
口座開設ボーナス | 13,000円 | |
入金ボーナス | クッション機能:〇 100%:~5万円入金 20%;5万円~225万円入金 |
利用不可 |
まずはじめに、ボーナスが目的のトレーダーであれば2種類のボーナスを両取りすることができるスタンダード口座もしくはマイクロ口座を選ぶべきです。
ただし、マイクロ口座は取引量が通常の1/100になる特殊な仕様になっていて、コンセプト的には少額投資向けの口座タイプなので、基本的にはスタンダード口座でボーナスを利用する方が良いでしょう。
資金的を失うリスクを限りなく低くしたいなら「マイクロ口座」を使うべき理由について
【おさらい】マイクロ口座の特徴
- スプレッドが広い
- 取引量が通常の1/100
- 取引手数料なし
- 口座開設ボーナス+入金ボーナス併用可能
- 最大レバレッジ1,000倍
まずはじめに、資金を失うリスクを減らすのに効果的な方法は以下のとおりです。
- 口座に入金する金額を少なくする
→XMはゼロカット※に対応しているので、口座に入金した以上の損失は発生しない
※口座内の証拠金残高以上の損質が出てもトレーダーに対して請求が発生しないサービス - 取引時のLot数(取引量)を少なくする
→取引量を少なくすればそれに伴って損失額も小さくなる
①についてはマイクロ口座は口座開設ボーナスが利用できるので、入金をしなくても取引をすることが出来ます。
②に関してはマイクロ口座の取引量は通常の1/100計算になるので、下記の表の通り、取引時に必要な証拠金をはじめ、レート変動時の損益自体を少なくすることができるので、リスクを最小限に留めることができます。
比較項目 | マイクロ口座 | その他口座 |
最低取引量 | 10通貨(0.01Lot) | 1,000通貨(0.01Lot) |
必要証拠金 (最低取引量時) |
1円 | 100円 |
0.1pipsの損益 (最低取引量時) |
±0.1円 | ±10円 |
10pipsの損益 (最低取引量時) |
±1円 | ±100円 |
100pipsの損益 (最低取引量時) |
±10円 | ±1,000円 |
※最低取引量でのトレード時/レバレッジ1,000倍運用時/ドル円取引とした場合
100pipsと言えば日本円で言うと1円分の値動きに値しますが、マイクロ口座を使い最低Lot数で取引をすれば、仮に相場が1円逆行してしまっても10円の損失で済みます。
入金をせずとも口座開設ボーナスの金額だけで、十二分にトレードの経験を積むことが出来るので、特にビギナーのトレーダーにはおすすめです。
補足として、取引コストを下げる(スプレッドを狭くする)ことによっても資金を失うリスクを減らすことできますが、為替レート変動による損失の方がリスクとしては大きくなるので、先に説明した②の「取引量をより小さくする」ことの方が効果的です。もちろんスプレッドが狭いことに越したことはありませんが、マイクロ口座が常識外に広いというわけではありませんので問題はありません。
まとめ
以上で当記事の解説を終わります。
XMの口座タイプは、各口座それぞれに特徴があり、海外FX業界の中でも優秀な口座タイプが揃っています。
再度になりますが、
- 「スプレッド重視」のトレーダーであればKIWAMI極口座
- 「ボーナス使いたい」ならスタンダード口座
- 「資金的なリスクを出来るか限り負いたくない」ならマイクロ口座
以上をXMの口座選びの参考にしてみて下さい。