TTCM(TradersTrust)口座タイプ概要
口座タイプ名称 | クラシック口座 | プロ口座 | VIP口座 |
初回入金 | 5,000円 | 200万円 | |
取引手数料 | - | 往復$6/Lot | 往復$3/Lot |
スプレッド評価値※ | 1.90pips | 1.37pips(手数料込) | 1.07pips(手数料込) |
USDJPYスプレッド | 1.8pips | 1.2pips(手数料込) | 0.9pips(手数料込) |
EURUSDスプレッド | 1.4pips | 1.0pips(手数料込) | 0.7pips(手数料込) |
ボーナス | 〇 | 〇 | × |
最大レバレッジ | 3,000倍 | ||
取引ツール | MT4 | ||
約定方式 | NDD-STP | ||
スキャルピング | 〇 | ||
取引量計算単位 | 1Lot=10万通貨 | ||
最大取引量 | 1,000Lot | ||
最小取引量 | 0.01Lot | ||
最大ポジション数 | 無制限 | ||
取引可能銘柄 | FX・貴金属・インデックス・エネルギー・仮想通貨 |
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
TTCM(TradersTrust)スペック解説メニュー
TTCM(TradersTrust)のレバレッジについて ▼
口座タイプ | ・クラシック口座 ・プロ口座 ・VIP口座 |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
TTCMのレバレッジは、全口座タイプ共通で最大3,000倍となっていますが、常時3,000倍のレバレッジが利用できるわけではなく、以下のとおりダイナミックレバレッジと呼ばれる特殊な変動レバレッジが採用されております。
TTCMのダイナミックレバレッジについて
TTCMの最大3,000倍のレバレッジには下記のとおり「口座内の取引量」によって適用されるレバレッジが変動します。
取引量 適用レバレッジ 0~1Lotまでの取引量に対して 3,000倍 1.01Lot~5Lot〃 2,000倍 5.01Lot~10Lot〃 1,000倍 10.01Lot~20Lot〃 500倍 20.01Lot~50Lot〃 200倍 50.01Lot~100Lot〃 100倍 100.01Lot~300Lot〃 50倍 300.01Lot~500Lot〃 33倍 500.01Lot以上〃 25倍
ダイナミックレバレッジの仕様として、取引量の間隔毎にそれぞれのレバレッジが適用されるので、結果として「同時に異なるレバレッジを使っている状況が発生します。
仮に5Lotで取引をしている場合だと、3,000倍と2,000倍のレバレッジを同時に利用している状況※となります。
※1Lotに対しては3,000倍適用、4Lotに対しては2,000倍適用
- 参考例|新規に12Lotの取引量でトレードする場合
-
- 1Lotまでの取引量に対しては、最大レバレッジ3,000倍が適用される
- 1.01Lot~5Lotまでの取引量に対しては、最大レバレッジ2,000倍が適用される
- 5.01Lot~10Lotまでの取引量に対しては、最大レバレッジ1,000倍が適用される
- 10.01Lot~12Lotまでの取引量に対しては、最大レバレッジ500倍が適用される
- 参考例|5Lotのポジションを保有している状態で、追加で6Lotの取引をする場合
-
- 保有中の5Lotの取引量1Lotまでの取引量に対しては、3,000倍と2,000倍が適用される
(~1Lotに対しては3,000倍適用、1.01~4Lotに対しては2,000倍適用) - 追加分の取引6Lot中5Lotに対しては、最大レバレッジ1,000倍が適用される
- 追加分の新規取引6Lot中1Lotに対しては、最大レバレッジ500倍が適用される
- 保有中の5Lotの取引量1Lotまでの取引量に対しては、3,000倍と2,000倍が適用される
更に取引量が大きくなれば、適用されるレバレッジが複雑化するため、必要証拠金等の確認をしたい場合はTTCM公式サイトに専用計算機が用意されているのでそちらをご利用ください。
ダイナミックレバレッジが適用がされないケース
ドル円やユーロドルなどをはじめとする、実際の取引で使うであろう通貨ペアのほとんどはダイナミックレバレッジを利用すること出来ますが、一部の通貨ペア※では利用することできず、20倍~50倍の別な最大レバレッジが設定されています。
※高金利通貨(南アフリカランドやメキシコペソ等)やマイナーな通貨(ノルウェークローネやスウェーデンクローナ)が含まれる通貨ペア
TTCM(TradersTrust)の取引ツールについて ▼
口座タイプ | ・クラシック口座 ・プロ口座 ・VIP口座 |
取引ツール | MT4MT4 |
TTCMでは全口座タイプでMT4を利用をすることが出来ますが、今のところMT5には対応しておりません。取引ツールの概要は下記をご覧ください。
取引ツール概要
- MT4・MT5について
-
T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。特徴
MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。
- ※1:カスタムインジケーターとは
-
カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。
- ※2:EAとは
-
EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。
MT4とMT5の違いについては「拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4」と「ユーザビリティ(使いやすさ)・スペックに優れるMT5」という対比になっています。
MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
TTCM(TradersTrust)の入出金ついて ▼
入出金方法 | 入金 |
出金 |
国内銀行送金 | ・TTCM側手数料:無料※ ・最低入金額:5,000円 ・最大入金額:- ・処理目安:~3営業日 |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低出金額:5,000円 ・最大出金額:100万円 ・処理目安:1営業日 |
海外銀行送金 | ・TTCM側手数料:無料※ ・最低入金額:5,000円 ・最大入金額:- ・処理目安:~3営業日 ※送金元の銀行口座側に海外送金手数料が発生します。 |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低出金額:5,000円 ・最大出金額:- ・処理目安:1営業日 ※受取先の銀行口座側にリフティングチャージ+手数料が発生します。 |
クレジットカード デビットカード VISA/Master |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低入金額:5,000円 ・最大入金額:- ・処理目安:即時 |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低出金額:5,000円 ・最大出金額:- ・処理目安:1営業日 |
bitwallet | ・TTCM側手数料:無料※ ・最低入金額:5,000円 ・最大入金額:- ・処理目安:即時 |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低出金額:5,000円 ・最大出金額:- ・処理目安:1営業日 |
仮想通貨 (bitcoinの場合) |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低入金額:5,000円 ・最大入金額:- ・処理目安:即時 |
・TTCM側手数料:無料※ ・最低出金額:5,000円 ・最大出金額:- ・処理目安:1営業日 |
※入金額の0.01%以上(日本円の場合)にあたる取引量をこなしている場合
TTCMでは入出金のツール問わず、すべての手数料が無料となっています。
ただし、これは「入金額の0.01%以上(日本円の場合)にあたる取引量をこなしている場合に限る」という条件付きです。条件を達成できていない場合は出金額×5%の手数料が発生しますのでご注意ください。
TTCM1%入出金ルール具体例
100万円を入金した場合、0.01%に当たる取引量は下記の計算式のとおり、100Lotとなります。
- 1,000,000×0.0001=100
つまり100万円を入金した場合、100Lot未満の取引量をこなしている状態で出金をしてしまうと、TTCM側に出金額×5%の出金手数料が発生します。
入金額 | TTCM手数料無料条件 |
1万円 | 1Lot以上の取引量 |
5万円 | 5Lot以上の取引量 |
10万円 | 10Lot以上の取引量 |
100万円 | 100Lot以上の取引量 |
TTCM入出金-その他注意点
上記の1%ルール以外の注意点については下記をご確認ください。
- ウォレット口座について
-
TTCMにはウォレット口座と呼ばれる総合口座があります。取引口座へ入金をしたり出金をする場合は、このウォレット口座を経由する必要があります。ウォレット口座はTTCMの口座を開設したタイミングで自動的に割り振られる口座のため、追加の手続等は必要ございません。
- マネーロンダリング防止ルールについて
-
TTCMはマネーロンダリング防止ルールにのっとり、入出金の管理を行っています。TTCMで出金を行う場合、入金履歴があるツールへの出金が優先されます。このような優先順位のルールは送金経路を明確にするためであり、国際的な犯罪組織への資金流入を防止するためでもあります。
参考例を挙げると、bitwalletで10万円を入金した場合、10万円までの出金はbitwallet以外選択することができません。10万円を超える出金(利益分)はクレジットカード以外※のツールを利用して出金することができます。
※クレジットカードもしくはデビットカードで入金した範囲内の出金に関しては、ショッピング枠を利用している仕組み上「返金扱い」となります。つまり、返金を超える(該当クレジットカードで入金した金額を超える)出金額の申請はできません。
- 【注意点】国内銀行送金での入金について
-
入金時の注意点
- 入金元の銀行口座とTTCM取引口座の名義が異なる場合は入金をすることができない。
出金時の注意点
- 出金先の銀行口座とTTCM取引口座の名義が異なる場合は出金をすることが出来ない。
- 国内銀行送金で入金した範囲内の出金は、同銀行口座への出金のみ可能。
銀行口座Aを使って10万円を入金した場合、10万円までの出金は銀行口座Aになる。(銀行口座Bへの出金はできない)
- 【注意点】海外銀行送金での入出金について
-
入金時の注意点
- 入金元の銀行口座とTTCM取引口座の名義が異なる場合は入金をすることができない。
- 入金元の銀行口座に海外銀行送金手数料が発生する。
入金元とはトレーダーの銀行口座の事を指し、海外銀行送金をすると高額な送金手数料(1,500~7,000円程度)が発生します。
出金時の注意点
- 出金先の銀行口座とTTCM取引口座の名義が異なる場合は出金をすることが出来ない。
- 海外銀行送金で入金した範囲内の出金は、同銀行口座への出金のみ可能。
銀行口座Aを使って10万円を入金した場合、10万円までの出金は銀行口座Aになる。(銀行口座Bへの出金はできない) - 海外銀行送金扱いなので、受け取り側の銀行に手数料が発生する。
中継銀行手数料やリフティングチャージ等の名目で合計2,500円~8,000円程度の費用が別途発生します。
- 【注意点】クレジットカードでの入出金
-
入金時の注意点
- クレジットカードとTTCM取引口座の名義が異なる場合は入金をすることができない。
- 利用可能なクレジットカード(デビットカード)のブランドはVISA及びMasterの2ブランド。
出金時の注意点
- クレジットカードへの出金は「返金扱い」になる。
クレジットカード(デビットカード)で入金した範囲内の出金に関しては、ショッピング枠を利用している仕組み上「返金扱い」となります。ただし返金扱いとは言っても、お金が口座に着金することに変わりはありません。明細などを出す場合、あなたの口座に「入金された」という扱いにはならず、あなたの口座に「返金された」という扱いになります。扱いに違いあるだけで、特に不都合が発生するわけはないので、ご安心ください。 - 同クレジットカードからの入金履歴がないと出金できない
クレジットカードへの出金は、同クレジットカードでの入金履歴がないと出金できません。入金履歴があれば、クレジットカードで入金した範囲内でのみ出金が出来ます。(クレジットカード明細には返金扱いの記載になります) - 同クレジットカードの入金額を超える(利益分の)出金はできない。
クレジットカードへの利益の出金は返金額を超えてしまうので、シッピング枠を利用し返金を行う仕組み上、利用することができません。
- 【注意点】bitwalletでの入出金
-
※bitwalletとは:世界200カ国で利用されているオンラインウォレットサービスです。bitwalletを利用して入出金を行う場合は、bitwallet自体の登録作業が必要であり、身分証明書等の提出が必要になります。
入金時の注意点
- bitwalletとTTCMの取引口座の名義が異なる場合は入金をすることができない。
- bitwallet自体への入金について
bitwalletはオンラインウォレットなので、残高がなければTTCMへの入金を行うことができません。bitwalletへ入金を行う場合は国内銀行送金もしくはクレジットカード(デビットカード)での入金が可能となっています。
出金時の注意点
- 出金先のbitwalletとTTCM取引口座の名義が異なる場合は出金をすることが出来ない。
-
bitwalletから国内銀行口座への出金について
bitwalletはオンラインウォレットなので、実際にお金を受け取るためには、bitwalletから更にご自身の銀行口座へ送金する必要があります。bitwalletから国内銀行口座への手数料は824円かかります。(国内銀行送金扱いなので受け取り側の銀行でリフティングチャージや中継銀行手数料などは発生しません。
- 【注意点】仮想通貨での入出金
-
※仮想通貨で入出金を行う場合は、仮想通貨ウォレットを経由する必要があり、仮想通貨ウォレット自体の登録作業が必要となります。(身分証明書等の提出が必要)
入金時の注意点
- 仮想通貨ウォレットとTTCM取引口座の名義が異なる場合は入金をすることができない。
- 仮想通貨ウォレットへの入金について
仮想通貨ウォレットの残高がなければTTCMへの入金を行うことができません。仮想通貨ウォレットへの入金手数料は0~1,000円程度となっています。 - 仮想通貨ウォレット側の手数料について
仮想通貨ウォレットからTTCMへ入金(入庫)を行う場合、TTCM側の手数料は無料となっていますが、仮想通貨ウォレット側に入庫手数料が発生する場合があります。手数料の金額は仮想通貨ウォレットによって異なりますが、0~5,000円程度となっています。
出金時の注意点
- 出金元の仮想通貨ウォレットとTTCM取引口座が同一名義でないと出金することが出来ない。
-
仮想通貨ウォレットから国内銀行口座への出金について
仮想通貨ウォレットから日本円でお金を受け取るためには、仮想通貨ウォレットから更にご自身の銀行口座へ送金する必要があります。手数料の金額は仮想通貨ウォレットによって異なりますが、0~500円程度となっています。
- 【注意点】口座内にボーナスクレジットの残高がある場合について
-
TTCMの入金ボーナスを利用すると口座内にボーナスクレジットの残高が計上されます。
このボーナスクレジットの残高がある口座から出金を行うと(現金残高を引き出すと)、状況によってはボーナスクレジットの残高がすべて消滅してしまう場合があります。- 口座内の現金残高をすべて出金すると口座内のボーナスクレジットは全て消滅する
- 「出金後の現金残高≦ボーナスクレジット」となるとボーナスクレジットが全て消滅する
TTCM(TradersTrust)のサポートについて ▼
サポート方法 | 受付可能な時間帯 |
日本語対応 |
電話 | 【平日】24時間 | 不可(英語対応のみ) 0044 203 1295899 |
チャット | 【平日】24時間 | 〇 |
メール | 24時間365日 | 〇 |
TTCMでは残念ながら日本語による電話サポートには対応していませんが、チャットであれば平日24時間体制で日本語対応が可能になっています。
注意点として、TTCMのマイページ上からチャットサポートを利用していない場合、待機中との表示が出てサポートが開始されないケースがあるのでご注意ください。
TTCMサポート利用方法
電話 | 英語サポートデスク直通電話番号|0044 203 1295899 ※日本語対応不可かつ国際電話扱いになるので高額な通話料金が発生します |
|
チャット | ①TTCM公式サイト画面右下アイコンを選択 ②言語を選択 ③チャットサポート開始 |
|
メール | jsupport@ttcm.com |
TTCM(TradersTrust)の信用面について ▼
FXサービス正式名称 | Traders Trust(トレーダーズトラスト) |
公式サイトURL | https://traders-trust.com/ja/ |
運営法人名称 |
ヨーロッパ圏外:TTCM Traders Capital Limited.(TTCMバミューダ) ヨーロッパ方面:TTCM Traders Trust Capital Markets Limited.(TTCMキプロス) |
運営法人住所 | TTCMバミューダ:5th Floor, Andrew’s Place, 51 Church Street, Hamilton HM 12, Bermuda. TTCMキプロス:56 Theodorou Potamianou Aphrodite Court, 4th Floor, 4155, Limassol Cyprus |
創業 | 2009年 |
金融ラインセンス | TTCMバミューダ:なし TTCMキプロス:キプロス証券取引委員会(CySEC)登録番号:107/09 |
資金保全 | 分別管理 |
TTCMはヨーロッパ圏外(日本など)のアカウントを管理するTTCMバミューダ(TTCM Traders Capital Limited.)と、ヨーロッパ方面のアカウントを管理するTTCMキプロス(TTCM Traders Trust Capital Markets Limited.)の2つの会社があります。
日本人アカウントを管理する会社はもともとバヌアツにありましたが、金融規制に対してより柔軟性があるバミューダに2019年1月に移管した歴史があります。
TTCM自体は2009年から運営をしているので10年以上の十分な運営実績がありますが、会社資本や取引高などは非公開となっているので評価しづらい部分があります。
TTCM金融ライセンスについて
日本人アカウントを運営管理しているTTCMバミューダは金融ライセンスを保持していません。
バミューダ共和国においてFX事業を行うには、金融ライセンスを必要としてませんが(法人登記のみでOK)、海外FX業界ではオフショアライセンスを取得している業者の方が多いので、TTCMは見劣りしています。
ただし、ヨーロッパ方面のアカウントを管理しているTTCMキプロスは、世界的に見ても規制の厳しいキプロスCySECの許可を受けて運営をしているので、一定の信頼性はあります。
TTCM資金保全について
TTCMの資金保全(トレーダーが預けている金融資産の管理方法)は、分別管理※という方法をとっています。
※分別管理:トレーダーが預け入れている資金とFX会社名義の資金(運転資金など)は別々の口座で管理される資金保全方法
※TTCMの分別管理は監査法人(デロイトトーマツ)のチェックが入っています。
分別管理自体は、国内FXの完全信託保全※と比べると見劣りしますが、海外FX業界では一般的な資金保全方法なので、TTCMが特別劣っているというわけではありません。
※完全信託保全:第三社金融機関の信託口座にトレーダー資産を預け入れる資金保全方法
TTCM(TradersTrust)の約定力について ▼
取引形態 | NDD-STP | ||
約定拒否・リクオート | なし | ||
約定スピード | 平均0.13秒 |
- 約定拒否とは?
- トレーダーが注文(エントリー・決済)をした時に、FXがその注文を受け付けてくれないことを指します。
- リクオートとは?
- トレーダーが注文(エントリー・決済)をした時に、FX会社がそのレートでは対応できず、レートを再提示してくることをリクオートと言います。
取引形態について
TTCMでは基本的にNDD方式(ノーディーリングデスク)と呼ばれる、FX会社の意思が介入しない非常にクリーンな約定方式を採用しています。
NDD方式であれば、FX会社による意図的な約定拒否や不利なスリッページ等が発生する恐れがなく、トレーダーは取引そのものに集中することができるメリットがあります。
更に細かく申し上げると、NDD-STP方式を採用しており、世界大手の金融機関(国際金融機関・ヘッジファンド・Tier1/Tier2)がバックアップ体制を敷いているため、有利なレートかつ安定した取引が可能となっています。
約定スピードとは、注文を出してから約定するまでの時間の事を指しますが、約定力に自信があるFX業者は、約定スピードの数値を公表しているので一定の目安になります。
TTCMの約定スピードは平均で0.13秒以内に注文が約定するとされています。約定スピードは、サーバーを設置している地域とトレーダーがいる場所の物理的距離にも影響をうけますが、TTCMのサーバーは東京に設置されていることからもレイテンシー(遅延時間)に良い影響を与えています。
Live2サーバー(クラシック口座)設置地域:日本・東京
Live3サーバー(プロ・VIP口座)設置地域:日本・東京
TTCM(TradersTrust)その他注目ポイントや注意事項について ▼
下記事項について解説していきます。
- VIPキャッシュバック制度について
- 1万円口座開設ボーナスの注意点について
- 条件付き無料VPSサービスについて
- 取扱い通貨ペアとその他銘柄について
- スワップポイント調査結果について
- ゼロカットサービスについて
- ロスカットレベルについて
- 両建取引について
「VIPキャッシュバック制度」について
TTCMには毎日最大2,000ドル受け取ることができるセルフキャッシュバック制度を使うことができます。
ただし、日額の最大値2,000ドルを受け取るためには、クラシック口座で1日2,000Lot、プロ口座で1日1,000Lotの取引量が必要になり、とても現実的ではありません。
※VIP口座はセルフキャッシュバック対象外
一方、最低値を見てみると、1日10Lot以上の取引をすれば日額5ドルのキャッシュバックを受け取ることができますが、それでも多くの取引量が必要になってくるので、門戸の広いセルフキャッシュバック制度ではありません。
※VIPキャッシュバック制度を受け取るために必要な手続き等はありません。
※5,000円以上の入金履歴があり、条件を達成すれば、トレーダーの運用口座に現金として反映(入金)されます。
※日次取引量の計測はサーバー時刻0:00~23:59間
取引量とキャッシュバックの金額は下記表をご覧ください。
「1万円口座開設ボーナスの注意点」について
TTCMでは「10,000円口座開設ボーナス」という名称でキャンペーンを開催していますが、一般的な海外FXの口座開設ボーナスとは趣旨が違っているので、イメージ違いにはご注意ください。
- 【海外FXで一般的な口座開設ボーナス】
➡新規口座開設するだけで、取引で使える証拠金(ボーナスクレジット)を一定額もらうことができる。 - 【TTCMの口座開設ボーナス】
➡プロモーション口座(証拠金残高1万円)で取引をした結果、得られた利益の内の最大1万円が出金できる。
このように、TTCMの口座開設ボーナスは、ボーナスというよりも、「1万円チャレンジ口座」というような体裁であり、よく勘違いされやすいポイントになっています。
TTCM口座開設ボーナス概要
TTCMで開催している口座開設ボーナスは「プロモーション口座で取引して得た利益の内、最大1万円をプレゼント」という内容になっています。
ただし、以下の注意事項があります。
- プロモーション口座の有効期間3ヵ月間
- プロモーション口座の最大レバレッジは100倍
- 1トレードの最大取引量は0.1Lot
- 出金対象となる利益は10pips以上の取引が対象
- 最大保有ポジション数は5ポジション
- 1万円を出金するためには10Lot以上の取引が必要
- EA(自動売買)は使用不可
特に注意が必要なのは、①~④です。
プロモーション口座の最大レバレッジは100倍かつ最大取引量は0.1Lotに制限されているので、ギャンブルトレードで条件(1万円利益達成)クリアするような事は不可となっています。
また、値幅が10pips以上の取引で得た利益のみが対象なので、スキャルピングには向いていません。
※10pips未満の利益を獲得しても、その利益は出金対象になりません。
このとおり、TTCMの口座開設ボーナスはかなり制約がきついので「1万円のボーナス目的で利用する」というよりも「1万円がもらえる可能があるデモ口座」感覚で使う方が良いしょう。
「条件付き無料VPSサービス」について
VPSサービスとは、ネット上に仮想のサーバーを用意をして、その仮想サーバー上で取引することができるサービスのことを指します。
VPSといえば、EAを稼働させる場合に使うというイメージがありますが、VPSを使うことによってレイテンシー(遅延速度)を低くすることができるので約定スピードを改善させることも可能です。
TTCMでは以下の通り3種類の異なるスペックのVPSが用意されており、各スペック毎に無料となる条件が設定されています。
TTCM無料VPS利用条件
- 【ブロンズ・パッケージ】
無料条件:口座残高2,000ドル以上+5Lot取引/月
(月額25ポンドで使用可)
スペック
・メモリ:1300MB/1VCPU
・ディスク容量:25GB - 【シルバー・パッケージ】
無料条件:口座残高3,000ドル以上+7Lot取引/月
(月額45ポンドで使用可)
スペック
・メモリ:2700MB/2VCPU
・ディスク容量:50GB - 【ゴールド・パッケージ】
無料条件:口座残高5,000ドル以上+10Lot取引/月
(月額80ポンドで使用可)
スペック
・メモリ:5120MB/2VCPU
・ディスク容量:75GB
「取扱い通貨ペアとその他銘柄について」について
口座タイプ名称 | クラシック口座 | プロ口座 | VIP口座 |
FX(通貨ペア) | 53種類 | ||
貴金属 | 6種類 | ||
エネルギー | 2種類 | ||
株価指数CFD | 9種類 | ||
仮想通貨 | 8種類 |
上記の表からもわかるとおり、TTCMは口座タイプによって取引可能な銘柄及び、種類数に違いはありません。
通貨ペアの取り揃えに関しては、海外FX業界の平均値程度※であるものの、一般的なトレーダーが取引する通貨ペアは大抵揃っていますので実際の取引で困ることはないでしょう。
※:当サイト調べ|海外FX業者の取り扱い通貨ペア数平均値54種
TTCM取扱い銘柄詳細
全てのラインナップは便宜上記載しておりません。詳しくお知りになりたい方はTTCM公式サイトをご覧ください。
- 通貨ペア|ラインナップ詳細
-
【※3,000倍ダイナミックレバレッジ適用通貨ペア】
■ドル円(USDJPY)※- ■クロス円:
- ・ポンド円(GBPJPY)※
・豪ドル円(AUDJPY)※
・ユーロ円(EURJPY)※
・スイスフラン円(CHFJPY)※
・カナダドル円(CADJPY)※
・NZドル円(NZDJPY)※
・シンガポールドル円(SGDJPY)※
- ■ドルストレート:
- ・EURUSD※
・AUDUSD※
・GBPUSD※
・USDCHF※
・NZDUSD※
・USDCAD※
・USDSGD※
・USDNOK
・USDSEK
・USDDKK
・USDTRY
・USDMXN
・USDPLN
・USDZAR
・USDCNH
・USDCZK
・USDRUB
- ■ユーロストレート:
- ・EURGBP※
・EURAUD※
・EURCAD※
・EURCHF※
・EURNZD※
・EURSGD※
・EURNOK
・EURSEK
・EURTRY
・EURPLN
- ■ポンドストレート:
- ・GBPAUD※
・GBPCAD※
・GBPCHF※
・GBPNZD※
・GBPSGD※
・GBPNOK
・GBPPLN
・GBPSEK
- ■その他通貨ペア:
- ・NZDCAD※
・NZDCHF※
・NOKSEK
・NZDSGD
- 貴金属|ラインナップ詳細
- ・金(USD)
・金(EUR)
・銀(USD)
・銀(EUR)
・プラチナ(USD)
・パラジウム(USD)
- エネルギー|ラインナップ詳細
- ・原油
・ブレンド原油
- 株価指数|ラインナップ詳細
- ・日経225
・US Tech100
・US30
・US500
・EU50
・ES35
・HK50
・FR40
・DE30
- 仮想通貨|ラインナップ詳細
- ・ビットコイン(USD)
・ビットコイン(JPY)
・イーサリアム(USD)
・イーサリアム(JPY)
・ライトコイン(USD)
・ライトコイン(JPY)
・ビットコインキャッシュ(USD)
・ビットコインキャッシュ(JPY)
「スワップポイント調査結果」について
結論から申し上げると、TTCMで取扱いのある通貨ペアのスワップポイントでは「売り」と「買い」の収支がプラスになっている通貨ペアは0となっています。
※2023年5月14日調べ
スワップポイントと言えば高金利通貨ペアになりますが、軒並み、売り買い双方のスワップポイント収支がマイナスになっています。
スワップポイントで利益を上げたい場合は、まず同じ通貨ペアで両建てをして為替損失を受けないようにします。そして売りと買いのスワップポイント差をコツコツ貯めていくというスタイルが一般的です。(売りと買いのスワップポイント差がマイナスであれば成立しません)
- TTCM高金利通貨ペア-スワップポイント詳細
-
通貨ペア 買いスワップ 売りスワップ 合計スワップ EURTRY -1470.9 +312.12 -1158.78 EURZAR -408.1 +44.58 -363.52 USDMXN -474.95 +101.12 -373.83 USDTRY -586.73 +74.89 -511.84 USDZAR -239.50 +43.748 -195.752 ※2023年5月14日調べ
「ゼロカットサービス」について
海外FXについてある程度下調べしている方は既にご存じかもしれませんが、TTCMに関してもゼロカットサービスが導入されています。
仮にゼロカットサービスがない場合、口座残高以上の損失が出てしまうと支払い義務が生じます。このことを追証(おいしょう)追加証拠金制度、もしくは追証(おいしょう)と言いますが、ゼロカットサービスはこの追証を免除するものです。
ゼロカットサービスを利用すれば、相場の急変動などで口座の残高がマイナスになり、その支払いで借金を背負ってしまう…というような最悪のシナリオを回避することができます。
「ロスカットレベル」について
ロスカットレベルとは、強制ロスカットになってしまう証拠金維持率のことを指します。
- 証拠金維持率とは?
- 証拠金維持率とは、簡単に言うと、「口座に入っているお金」と「持っているポジションの大きさ」の割合(%)のことを指します。証拠金維持率の数値が大きければ資金的に余裕がある状態で、逆に数値が低ければ資金的に余裕がない状態となります。
※証拠金維持率について詳しく知りたい方は当サイト別記事「FXの証拠金維持率とは?」をご覧ください。
TTCMは口座タイプによってロスカットレベルが異なります。
- クラシック口座・プロ口座:20%
- VIP口座:50%
参考までに、ロスカットレベルの数値が低ければ(0%に近い)、含み損に対して耐えることが出来ますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は少なくなり、
反対にロスカットレベルの数値が高ければ(0%から遠い)、含み損に耐えることが出来なくなりますが、ロスカットになった場合、手元に残る資金は多くなります。
どちらも一長一短ではありますが、ゼロカットを前提としたフルレバトレードをする場合に限り、ロスカットレベルの低い口座の方が有利と言えます。
ロスカットレベルが低い (0%に近い) |
ロスカットレベルが高い (0%から遠い) |
含み損 耐えられる |
含み損 耐えられない |
ロスカット後 資金少ない |
ロスカット後 資金多い |
「ストップレベル」について
- ストップレベルとは?
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ストップレベルとは、新規注文時や、注文後の、指値や逆指値を入れる際に、今の価格レートから離さなければならない数値のことを指します。
TTCMのストップレベルは全通貨ペアで0pipsとなっています。
参考までに海外FX業界ではストップレベルを採用している会社とそうでない会社(0pips)に分かれます。
以下は、海外FX他社のストップレベルになりますが、決済時の値幅が小さくなるスキャルピング取引をメインとするトレーダーはTTCMをはじめとするストップレベルが0の会社を使う方が便利です。
- GEMFOREX:2.0pips(USDJPY)
- HFM:3.0pips(USDJPY)
- IS6FX:2.0pips(USDJPY)
- XM:0pips
- TTCM:0pips
- AXIORY:0pips
「両建取引」について
両建取引は以下の3通りの方法がありますが、TTCMではすべての両建取引が認めれています。
- TTCMの同一口座内での両建て
- TTCM内の別口座間での両建て
- TTCMの口座と別業者口座間の両建て
これはかなり珍しい方針で、②と③の両建ては一般的に海外FX業界では規約等で禁止されています。
- なぜ海外FX業界では両建取引を禁止している業者が多いのか?
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海外FX業界では一般的に「別口座間(他社間含む)」の両建て取引は規約等で禁止されている場合が多いです。
その理由は、両建取引をすることによって、抜け道的な内容で利益を上げる事が出来てしまうからであり、それらの代表的なものは下記の3通りの手法があります。
- レイテンシーアービトラージ
- ボーナスアービトラージ
- スワップアービトラージ
- レイテンシーアービトラージとは
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FX会社間の価格レートに瞬間的ではありますが、差が出ることがあります。
この差が出たタイミングで、安いレートのFX会社から通貨を買い、高いレートのFX会社で通貨を売れば、実質ノーリスクで利益を上げることができます。ただし、目視で出来るようなものではなく、レイテンシーアービトラージ専用のプログラミングを組み、瞬間的な取引を何十何百と膨大な取引回数を重ねながら利益を出していきます。
このような取引をすると、FX会社側のシステムに多大な負担をかけ、サーバートラブルにつながりかねない取引になるので、FX会社の多くはこのレイテンシーアービトラージを禁止しています。
- ボーナスアービトラージとは
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ボーナスを利用したFX会社間(複数口座)の両建て取引の事を指します。
ボーナスアービトラージをすると、ボーナスクレジットを現金化することが出来ます。更にゼロカットを利用すれば利益を積み増しすることもできます。
両建てをした場合、片方の口座はゼロカットがあるので損失が限定されます。それに対して、もう片方の口座は利益に上限はありませんので、利益を大きく出すことが出来ます。しかもボーナスを使えば資金的なリスクは0です。
- スワップアービトラージとは
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特定の通貨ペアの買いのスワップポイントと売りのスワップポイントの合計が+であれば両建てをすることによって為替損失のリスクを排除してスワップポイントのみで利益を上げる事が出来ます。スワップアービトラージは、同一会社内で行うものと、他社間で行うものの2通りがあります。
両建取引時の必要証拠金について
TTCMの同一口座内で両建取引を行う際の必要証拠金の計算はMAX方式が採用されています。
MAX方式における両建取引時の必要証拠金は「ポジション量が多い方のみ」が採用されるので、結果として証拠金を節約(少ない証拠金で両建取引が可能することができます。
※ポジション量が同量の場合、片方のみの必要証拠金が採用されます
参考例1)
2Lotの買いロングポジションと4Lotのショートポジションで両建取引をしている場合、取引に必要な証拠金は4Lotショート分のみとなります。
参考例2)
2Lotの買いロングポジションと2Lotのショートポジションで両建取引をしている場合、取引に必要な証拠金は2Lotロング分のみとなります。