読むと得られる情報まとめ
- HFM(旧HotForex)各口座タイプの違いを時短(5分程度)で理解できる
- 「HFM(旧HotForex)では結局どの口座タイプを選べば良いのか?」という疑問を解消できる
HFM(旧HotForex)運営者情報
FXサービス正式名称 | HFM(HF market)|(旧HotForex) |
公式サイトURL | https://www.hfm.com/sv/jp/ |
運営法人名称 |
HF Markets (SV) Ltd |
運営法人住所 | セントビンセント&グレナディーン Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O. Box 1510, Beachmont Kingstown, St. Vincent and the Grenadines. |
創業 | 2010年 |
ラインセンス | セントビンセント・グレナディーン金融サービス機能(FSA)-認可番号22747 |
評判・口コミ | HFM(旧HotForex)評判・口コミ記事を見る |
記事執筆者情報
保有資格:証券外務員一種。約10年間のトレーダー経験を活かし、2021年に「トレーダーが損をしない海外FX業者選びを」コンセプトに海外FXのWEBメディア,カタログFXを開設。運営責任者・編集長の肩書で現在まで記事の執筆を継続中。カタログFX掲載記事の執筆と並行して、投資関係の記事監修を行う。→ 運営者情報の詳細
HFM(旧HotForex)口座タイプ|概要
まずはじめにHFMには下記6つの口座タイプがありますので、各口座タイプの概要について簡単に説明させて頂きます。
- プレミアム口座
- セント口座
- プロ口座
- ゼロ口座
- ボーナス口座(Top-up Bonus口座)
- HFコピー口座
【プレミアム口座】概要|HFM(旧HotForex)口座タイプ
- スプレッドがやや広い
- ボーナス対象外
- 初回入金の制約がない
- 最大レバレッジ2,000倍
プレミアム口座は、HFM内において「入門的な位置づけ」の口座タイプとなっています。
過去にはボーナスの対象口座となっていたため、そこに利用価値を見出すことができましたが、現在はボーナスの対象外となっていることに加え、スペック面においては際立った特徴がありませんので、トレーダー目線としては使う理由が見当たらない、少し残念な口座タイプとなっている現状があります。
【セント口座】概要|HFM(旧HotForex)口座タイプ
- スプレッドがやや広い
- ボーナス対象外
- 取引量が通常の1/100
- 初回入金の制約がない
- 最大レバレッジ2,000倍
セント口座は、取引量が通常の1/100になる特種な仕様であり、最低取引量も同時に1/100になるので、資金的なリスクを限りなく低くすることができる「少額投資向け」の口座タイプです。
ただしスペック面を見るとスプレッドが広く、ボーナス対象外の口座なので、利用価値としては低めになっています。
【プロ口座】概要|HFM(旧HotForex)口座タイプ
- ボーナス対象外
- スプレッドがかなり狭い
- 初回入金13,000円から利用可能
- 最大レバレッジ2,000倍
このプロ口座は最近新設された口座タイプで、HFM内で最もスプレッドの狭い口座タイプであり、海外FX業界全体で見てもトップクラスに狭いスプレッドとなっています。
海外FX業界では通常、ここまで狭いスプレッドだと高額な初回入金(10万円以上)を求められることが一般的ですが、HFMプロ口座の初回入金は13,000円のみです。
一方でボーナスが利用できないというデメリットもありますが、このプロ口座はあくまでスプレッド重視の口座タイプなのでそこは割り切る必要があるでしょう。
【ゼロ口座】概要|HFM(旧HotForex)口座タイプ
- ボーナスの対象外口座
- スプレッドが狭い
- 取引手数料が発生する
- 初回入金の制約がない
- 最大レバレッジ2,000倍
ゼロ口座はHFM内で唯一、取引手数料が発生するタイプの口座であり、取引手数料を含めたコスト(実質スプレッド)を見た場合、実用に足る狭さを兼ね備えています。
ただし、先に説明したプロ口座の方が圧倒的に取引コストが低い(スプレッドが狭い)ことに加え、その他のスペックに優位性がないので、率直に申し上げると立ち位置的に中途半端な口座タイプであり、利用価値としては低めです。
【HFコピー口座】概要|HFM(旧HotForex)口座タイプ
- ボーナスの対象外口座
- コピートレード用口座
- フォロワーなら初回入金1万円から利用可能
HFコピー口座は一般的な取引口座ではなく、コピートレード専用の口座タイプとなっています。
コピートレードとは、優秀なトレーダーの取引をそのままコピーすることによって「一切手を動かさなくとも運用できる」仕組みのことを指します。
ただし、コピーをさせてもらったトレーダー(フォロワー)は、利益の中から成果報酬(最大利益の50%)を支払う必要があるので、ただで利用できるという訳ではありません。
もちろん腕に自信があるフォローされる側(ストラテジープロバイダー)に回ることも可能※です。
※HFM側の審査があり、1ヵ月の取引履歴を提出する必要あり。
HFM(旧HotForex)口座タイプ|スペック比較
この項目では、HFMの各口座タイプの違いについて、数値等を見ながら具体的に比較をしていきます。まずは下記の口座間スペック比較表を見て頂き、各項目の詳細については個別に説明させて頂きます。
下記表は横スクロールできる場合があります
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
初回入金 | - |
13,000円 | - | - | $100 | $500 | |
取引手数料 | - |
- | メジャー:往復0.6pips それ以外:往復0.8pips |
- | - | - | |
スプレッド評価値 ※ | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | - | 2.03pips | |
USDJPYスプレッド | 1.6pips |
0.5pips | 0.9pips(手数料込) | 1.8pips | - | 1.6pips | |
EURUSDスプレッド | 1.2pips |
0.5pips | 0.7pips(手数料込) | 1.4pips | - | 1.2pips | |
ボーナス | × | × | × | ○ | × | × | |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 | 1,000倍 | - | 500倍 | |
取引ツール | MT4/MT5/HFMアプリ |
MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | - | MT4 |
約定方式 | NDD-STP |
NDD-STP | NDD-STP | NDD-STP | NDD-STP | ||
スキャルピング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 |
取引量計算単位 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 |
最大取引量 | 60Lot/1ポジ | 200Lot/1ポジ 500Lot/1口座 |
60Lot/1ポジ | 60Lot/1ポジ | 60Lot/1ポジ | - | 60Lot/1ポジ |
最小取引量 | 0.01Lot | 0.01centLot | 0.01Lot | 0.01Lot | - | 0.01Lot | |
最大ポジション数 | 500ポジ | 150ポジ | 500ポジ | 500ポジ | 500ポジ | - | 500ポジ |
取扱可能銘柄 | FX・貴金属・エネルギー・株価指数・個別株式CFD・債権・商品先物・ETF・仮想通貨 | FX・貴金属 | FX・貴金属・エネルギー・株価指数・個別株式CFD・債権・商品先物・ETF・仮想通貨 | FX・貴金属・エネルギー・株価指数・個別株式CFD・債権・商品先物・ETF・仮想通貨 | FX・貴金属・エネルギー・株価指数・個別株式CFD・債権・商品先物・ETF・仮想通貨 | - | FX・貴金属・エネルギー・株価指数・個別株式CFD・債権・商品先物・ETF・仮想通貨 |
※取引量の多い通貨ペア7種のスプレッドを平均した数値。ただし、取引量上位2種、ドル円及びユーロドルの比重は高く設定。
(取引高上位7通貨ペア:USDJPY,EURSUD,GBPJPY,AUDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD)
「初回入金」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
初回入金 | 制約なし |
13,000円 | 制約なし | 制約なし | $100 | $500 | |
スプレッド評価値 | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | – | 2.03pips | |
ボーナス | × | × | × | ○ | × | × |
- 初回入金とは?
-
初回入金とは「新規口座開後に行う初めて入金」の事を指し、口座を利用する条件として、あらかじめ設定されている金額以上の入金が必要となります。
初回入金を終えた後の2回目以降の入金は、海外FX業者の通常の入金条件(最低入金額)に従う形となるので、「初回入金」と「2回目以降の入金」の条件は違うという点にはご留意ください。
HFMの初回入金に関する制約はかなり低めに設定されているので、口座開設のハードルはかなり低いと言えます。
参考までに、初回入金を終えた後の2回目以降の入金については、口座タイプに関わらず最低入金額が500円※に設定されています。
※クレジットカードで入金した場合。
「取引手数料」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
取引手数料 | なし |
なし | メジャー:往復0.6pips それ以外:往復0.8pips |
なし | – | なし | |
スプレッド評価値 | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | – | 2.03pips | |
ボーナス | × | × | × | ○ | × | × |
- 取引手数料とは?(往復・片道の説明含む)
-
取引手数料とは、スプレッド以外に発生する取引上のコストとお考え下さい。取引手数料はFX業者によって「金額が固定されている」場合と「通貨ペア毎に金額が異なる」場合の2ケースあります。
往復と片道の違いは次の通りです。
- 往復とは:エントリーから決済までを1セットと考えた場合に発生する手数料の合計金額
- 片道とは:エントリー時及び、決済時にそれぞれ発生する手数料の金額
HFMではゼロ口座を除くすべての口座タイプで取引手数料が発生しませんので、ビギナーの方にはコスト感覚が容易で分かりやすいというメリットがあります。
一方、ゼロ口座では下記のとおり「スプレッドに取引手数料が加算される仕様」なため、ビギナーの方にはある程度慣れが必要になります。
ゼロ口座の取引時に発生するコスト
- ゼロスプレッド口座
【メジャー通貨ペア※:スプレッド+取引手数料(往復0.6pips)】
※8通貨ペア:USDJPY,EURUSD,GBPJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSD,USDCAD,USDCHF
【メジャー通貨ペア以外:スプレッド+取引手数料(往復0.8pips)】
「スプレッド」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
スプレッド評価値 ※1 | 2.03pips |
0.64pips | 1.20pips ※2 | 2.16pips | - | 2.03pips | |
ドル円 | 1.6pips |
0.5pips | 0.9pips ※2 | 1.8pips | - | 1.6pips | |
ユーロドル | 1.2pips |
0.5pips | 0.7pips ※2 | 1.4pips | - | 1.2pips | |
ポンド円 | 3.9pips | 0.5pips | 2.0pips ※2 | 3.9pips | - | 3.9pips | |
豪ドル円 | 2.8pips | 1.8pips | 1.5 pips ※2 | 2.7pips | - | 2.8pips | |
ユーロ円 | 2.3pips |
0.5pips | 1.5pips ※2 | 2.2pips | - | 2.3pips | |
ポンドドル | 1.9pips |
0.5pips | 1.2pips ※2 | 2.2pips | - | 1.9pips | |
豪ドル米ドル | 1.8pips | 0.5pips | 1.4pips ※2 | 2.0pips | - | 1.8pips | |
取引量計算 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 |
※2:取引手数料込みの数値
上記の表からもわかるとおり、スプレッド面では圧倒的にプロ口座に優位性があります。
HFMのスプレッドについて更に詳しい情報(海外FXスプレッド平均値との比較、通貨ペア別のランキング情報等)を見たい場合は、当サイト別記事「HFMのスプレッド調査結果」をご覧ください。
「ボーナス」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
ボーナス | 利用不可 |
利用不可 | 利用不可 | 20%入金ボーナス (クッション機能○) |
利用不可 | 利用不可 | |
スプレッド評価値 | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | – | 2.03pips |
- 口座開設ボーナスとは?
-
口座開設ボーナスとは、いわゆる未入金ボーナスとも呼ばれるもので、入金をする必要がなく、新規口座開設をするだけでボーナスクレジット※を受け取ることができるキャンペーンの事を指します。
※口座開設ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高とは別表記になります。受け取ったボーナスクレジット自体を出金することは出来ませんが、取引で得た利益は出金可能なので、トレーダー側のリスクは0であり、非常に人気の高いボーナスとなっています。
- 入金ボーナスとは?
-
入金ボーナスとは、入金時に指定された倍率分のボーナスクレジット※(証拠金)が貰えるキャンペーンの事を指します。
※入金ボーナスによって口座に付与される証拠金はボーナスクレジットと呼ばれ、取引ツール上では現金残高と別表記になります。参考例①
- 100%入金ボーナス
- 5万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金5万円+ボーナスクレジット5万円」の合計10万円分の証拠金で取引をすることが出来ます。
参考例②
- 50%入金ボーナス
- 10万円を入金すると?
上記のケースであれば、入金した金額の100%にあたる5万円分のボーナスクレジット(証拠金)が口座に付与されます。
結果として、「現金10万円+ボーナスクレジット5万円」の合計15万円の証拠金で取引をすることができます。
- クッション機能とは?
-
クッション機能を簡単に説明すると、トレードで現金残高を失ってしまっても、ボーナスによって付与された証拠金(以下ボーナスクレジット)のみでトレードを継続することができる仕組みの事を指します。
この説明だけではわかりづらいので、トレードの具体例に沿って詳しく解説していきます。
解説+具体例
まずはじめに「現金残高(実際に入金をした金額)」と「ボーナスクレジット(ボーナス利用時に付与される証拠金)」は別々で扱われ、取引ツール上の表記も別々になります。
上記の画像のように「現金残高(残高表記)」と「ボーナスクレジット(クレジット計表記)」がある口座でトレードした場合、トレードで損失を出すと、まず先に現金残高から減っていきます。
そして、そのまま損失を出し続けると現金残高が0になってしまう訳ですが、ここで重要になってくるのが「クッション機能」です。
クッション機能のある・なしによって次のような影響があります。
クッション機能あり
現金残高がなくなってもボーナスクレジットだけでトレードを継続することが可能。
クッション機能がない
現金残高がなくなるとボーナスクレジットも消滅してしまいトレード継続不可(要追加入金)。
HFMではボーナス口座(Top-up Bonus口座)でのみ20%入金ボーナスが利用できます。
また、この入金ボーナスには上限があり、最大$5,000相当までの入金に対して20%入金ボーナスが適用されます。
HFMのボーナスについてより詳しい内容をお知りになりたい場合は、当サイト別記事「HFMボーナスまとめ【競合比較+最新情報】」をご覧ください。
「最大レバレッジ」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 | 1,000倍 | – | 500倍 | |
スプレッド評価値 | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | – | 2.03pips | |
ボーナス | × | × | × | ○ | × | × |
HFM各口座の最大レバレッジは基本が2,000倍で、ボーナス口座及びコピー口座は異なるレバレッジが設定されています。タイプによって最大レバレッジが異なりますが、口座内の証拠金が30万ドル相当を超えると一律75倍に制限がかかります。
また上記表に記載した最大レバレッジは口座内の証拠金(正確には有効証拠金)によって制限がかかる仕様があり、またFX取引以外は下異なるレバレッジが設定されています。詳細は下記をご覧ください。
- 有効証拠金によるレバレッジ制限について
-
口座内の有効証拠金※ 最大レバレッジ制限 ~$10,000相当まで 制限なし $10,000相当~$50,000相当まで 1,000倍に制限 $50,000相当~$300,000相当まで 500倍に制限 $300,000相当~ 75倍に制限 ※有効証拠金とは「口座内の現金残高+保有ポジションの損益」
- FX以外の最大レバレッジについて
-
- 貴金属:20~200倍
金(200倍)、銀(100倍)など - エネルギー:50~66倍
ブレンド原油(66倍)、原油(50倍) - 株価指数:100~200倍
日経225、WallStreet30、UsTech100など - 個別株式:14倍
Google,Apple,Facebook,Amazonなど - 商品先物:~66倍
コーヒー、ココア、砂糖など - 債権:50倍
EuroBund, UKGilt, US10-Yearなど - ETF:5倍
SPDR S&P 500 ETF Trust, SPDR Gold Shares, iShares Global Tech ETFなど - 仮想通貨:5~50倍
ビットコイン/ドル、ビットコイン/ユーロ、イーサリアム/ドル、リップル/ドルなど
- 貴金属:20~200倍
「取引ツール」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
取引ツール | MT4/MT5/HFM独自アプリ | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | HFMマイページ | MT4 |
スプレッド評価値 | 2.03pips | 0.64pips | 1.20pips(手数料込) | 2.16pips | – | 2.03pips | |
ボーナス | × | × | × | ○ | × | × |
HFMでは新規口座開設時に任意の取引ツールを選ぶことによって、対応している取引ツールを利用することが出来ます。
取引ツールの概要は下記をご覧ください。
取引ツール概要
- MT4・MT5について
-
T4・5の正式名称はメタトレーダー4・5といって、ロシアのMetaQuotes Softawre社提供の世界でもっとも普及している取引ツールです。
※MTの後ろにつく数字はバージョンを示す数値で、現在MT5が最新版となっています。特徴
MT4及びMT5は、トレードに関する基本的な機能は全て網羅されており、更に、様々なカスタムインジケーター※1によってチャート分析がより便利に行えるようになったり、EA※2を導入することによって自動売買も可能になったりと、他の取引ツールにはない幅広い拡張性を併せ持っています。
- ※1:カスタムインジケーターとは
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カスタムインジケーターとは、世界中のトレーダーが独自開発しているインジケーターのことを指し、トレーダーの個人ブログから無料、また有料でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。
カスタムインジケーターの内容は、テクニカル分析を補助してくるものであったり、単純に売買サインを教えてくれるものや、ライン(平行線やトレンドライン)タッチ通知など、その種類用途は多岐に渡ります。「こんな機能があったらいいな」と思い浮かぶことは、カスタムインジケーターで解決することができる場合が多いので非常に便利です。
ただし、中には粗悪なものもあるので注意が必要です。何をインストールするか基本的に自己責任になりますが、国内であれば、ある程度信用が担保されているgogojangle経由で購入する方が比較的安全と言えます。
- ※2:EAとは
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EAとは、MT4やMT5上で使える自動売買ソフトのことを指します。 トレーダーの個人ブログから無料または優良でダウンロードできたり、gogojangleなどのECサイトから購入することが出来ます。 EAは過去の相場からバックテスト(過去検証)をして開発を行い、更にフォワードテスト(リアル相場検証)でも好成績を出す優秀なものもあります。 ※注意!!バックテスト(過去検証)の数値を都合よくいじり、好成績に見せかけた詐欺まがいのEAも世の中にはたくさんあります。EAを購入したい場合は、バックテスト(過去検証)だけでなく、フォワードテスト(リアル相場検証)まで公開している窓口(gogojangleなど)から購入しましょう。
MT4とMT5の違いについては、拡張性に優れる(カスタムインジケーターやEAの数が豊富)MT4と「ユーザビリティ(使いやすさ)・とスペックに優れるMT5」という対比になっています。
MT4とMT5についての更に詳しい内容については、当サイト別記事「MT4とMT5の違い|デバイス別の向き不向きについて」内で解説していますのでご覧ください。
- HFM独自アプリについて
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正式名称は「HFMプラットフォーム」で、iOSもしくはAndroidのアプリを端末にダウンロードすることによって、取引口座の管理(口座の開設や入出金、保有口座の資金移動など)やトレード※も可能なオールインパッケージのアプリです。
※取引が可能なのはプレミアム口座かつMT5を利用している口座のみ利用シーンとしては、HFコピー口座(フォロワー側)をお持ちの方にはおすすめできます。仮にこのHFMアプリを利用していない場合、HFコピー口座の管理はブラウザ上からHFMの公式サイトにログインを行い、管理画面上からストラテジーの選択や保有口座の収益状況を見たりと手間がかかりますが、HFMアプリであれば一元管理が可能です。
一方、実際に取引を行うツールとしてみた場合、MT4やMT5という非常に優れた取引ツールを差し置いてまで使うべき理由が見当たりません。
いくつか理由がありますが、代表的なところでいくとHFMアプリに搭載されているインジケータは4種類しかありません(MT5なら38種)。
HFMアプリの特徴
- HFMアカウント情報の一元管理
新規口座開設、追加口座開設、入出金 - 取引
プレミアム口座のMT5アカウントを持っている場合、HFMアプリ上でもトレードが可能 - インジケーター4種
移動平均線、RSI、ボンリンジャ―バンド、MACD - 日本語にも対応
- 主要な経済指標のスケジュールをアプリ上で確認が可能
HFMアプリについてのより詳しい情報はHFM公式サイトをご覧ください。
- HFMアカウント情報の一元管理
「約定方式」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | 全口座タイプ |
約定方式 | NDD-STP |
HFMでは前提として、NDD方式(ノーディーリングデスク)と呼ばれるFX会社の意思が介入しない非常にクリーンな約定方式を採用しています。
NDD方式であれば、FX会社による意図的な約定拒否や不利なスリッページ等が発生する恐れがなく、トレーダーは取引そのものに集中することができるメリットがあります。
更に細かく申し上げると、NDDの中の「STP方式」を採用しており、HFMが提携しているグローバル金融機関とトレーダーの注文が機械的にマッチングする仕組みとなっているため、スピーティかつ非常に安定した取引をすることが出来ます。
海外FX業者の約定方式(NDD方式やSTP方式)について詳しくお知りになりたい方は当サイト別記事「NDD方式とDD方式を5分で簡単理解」をご覧ください。
「取引可能銘柄」比較|HFM(旧HotForex)口座タイプ
口座タイプ名称 | セント口座以外 | セント口座 |
FX(通貨ペア) | 53種 | 53種 |
貴金属 | 6種 | 6種 |
エネルギー | 2種 | – |
株価指数 | 11種 | – |
個別株式CFD | 54種 | – |
債権 | 3種 | – |
商品先物 | 5種 | – |
ETF | 34種 | – |
仮想通貨 | 19種 | – |
セント口座のみ取引可能な商品が少なくなっているので、エネルギーや株価指数、仮想通貨などを取引したい場合は、他の口座タイプを選択しましょう。
FX取引における通貨ペアの種類数(ラインナップ)に関しては、海外FX業界の平均値程度※であり、一般的なトレーダーが取引する通貨ペアは大抵揃っていますので実際の取引で困ることはないでしょう。
※:当サイト調べ|海外FX業者の取り扱い通貨ペア数平均値54種
HFM(旧HotForex)口座タイプ|選び方診断
「HFMでは結局どの口座タイプを選べば良いの?」という疑問については、読者の皆様の状況別に下記のとおりご提案させて頂きます。
- 「スプレッド重視」のトレーダーであればプロ口座
→詳しい理由と解説を見る - 「ボーナス使いたい」ならボーナス(Top-up Bonus)口座
→詳しい理由と解説を見る - 「資金的なリスクを出来るか限り負いたくない」ならセント口座
→詳しい理由と解説を見る - 「トレードに割く時間が中々取れない」ならHFコピー口座(フォロワー)
→詳しい理由と解説を見る
スプレッド重視のトレーダーであれば「ゼロスプレッド口座」を選ぶべき理由について
口座タイプ名称 | プレミアム口座 | セント口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | ボーナス口座 (Top-up Bonus口座) |
HFコピー口座 (フォロワー) |
HFコピー口座 (プロバイダー) |
スプレッド評価値 ※1 | 2.03pips |
0.64pips | 1.20pips ※2 | 2.16pips | - | 2.03pips | |
ドル円 | 1.6pips |
0.5pips | 0.9pips ※2 | 1.8pips | - | 1.6pips | |
ユーロドル | 1.2pips |
0.5pips | 0.7pips ※2 | 1.4pips | - | 1.2pips | |
ポンド円 | 3.9pips | 0.5pips | 2.0pips ※2 | 3.9pips | - | 3.9pips | |
豪ドル円 | 2.8pips | 1.8pips | 1.5 pips ※2 | 2.7pips | - | 2.8pips | |
ユーロ円 | 2.3pips |
0.5pips | 1.5pips ※2 | 2.2pips | - | 2.3pips | |
ポンドドル | 1.9pips |
0.5pips | 1.2pips ※2 | 2.2pips | - | 1.9pips | |
豪ドル米ドル | 1.8pips | 0.5pips | 1.4pips ※2 | 2.0pips | - | 1.8pips | |
取引量計算 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=1,000通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 | 1Lot=10万通貨 |
※2:取引手数料込みの数値
上記の表からもわかるとおり、HFM内においてプロ口座が最もスプレッドの狭い口座なので、スプレッド重視のトレーダーであればプロ口座一択となります。
また、当サイトの海外FXスプレッドランキングでも堂々1位の口座タイプなので、利用しない手はありません。初回入金も13,000円と比較的低い金額なので口座開設のハードルも低めに設定されています。
ランキング 順位 |
海外FX会社名 口座名 |
スプレッド 評価値※1 |
初回入金額 |
1位 | HFM(旧HotForex) プロ口座 |
0.64pips 解説記事 |
13,000円~ |
2位 | FBS プロ口座 |
0.82pips 解説記事 |
$1,000相当~ |
3位 | TTCM(トレーダーズトラスト) VIP口座 |
0.86pips 解説記事 |
200万円~ |
4位 | Exness ロースプレッド口座 |
0.87pips 解説記事 |
$1,000相当~ |
5位 | FXGT プロ口座 |
0.90pips 解説記事 |
$5相当~ |
詳細なランキングは当サイト別記事「海外FXスプレッドランキング」をご覧ください。
※1:ドル円及びユーロドルの比重を高くした主要7通貨ペアのスプレッド平均値(取引手数料込みで計算)
ボーナスを使いたいなら「ボーナス口座」を選ぶべき理由について
口座タイプ名称 | ボーナス口座 (Top-upBonus口座) |
ボーナス口座以外 |
ボーナス | 20%入金ボーナス クッション機能:〇 |
利用不可 |
HFM内でボーナスを使いたい場合の選択肢はボーナス口座(Top-upBonus口座)のみとなります。
ただし、海外FX業界全体からみた「ボーナスの利用価値」という視点では、残念ながら海外FX他社のボーナス方が優れています。
下記表は横スクロールできる場合があります。
FX会社・口座名 | HFM ボーナス口座 |
競合口座 FXGT スタンダード+口座 |
競合口座 IS6FX スタンダード口座 |
競合口座 XM スタンダード口座 |
スプレッド評価値 ※ (ランキング順位) |
2.16pips (34位/43口座中) スプレッド詳細記事を見る |
1.96pips (31位/43口座中) スプレッド詳細記事を見る |
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2.19pips (40位/43口座中) スプレッド詳細記事を見る |
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主要7通貨ペア毎のスプレッド | ||||
ドル円 | 1.8pips | 2.1pips | 1.6pips | 1.6pips |
ユーロドル | 1.4pips | 1.6pips | 1.6pips | 1.7pips |
ポンド円 | 3.9pips | 2.7pips | 2.9pips | 3.6pips |
豪ドル円 | 2.7pips | 2.1pips | 3.0pips | 3.3pips |
ユーロ円 | 2.2pips | 2.0pips | 2.7pips | 2.3pips |
ポンドドル | 2.2pips | 1.6pips | 2.4pips | 2.1pips |
豪ドル米ドル | 2.0pips | 1.8pips | 2.0pips | 1.8pips |
その他スペック | ||||
ボーナス | 20%入金ボーナス (クッション○) →ボーナス詳細解説 |
口座開設0.5万円~ 100%入金ボーナス (クッション○) →ボーナス詳細解説 |
口座開設0.5~2.0万円 100%入金ボーナス (クッション○) →ボーナス詳細解説 |
口座開設1.3万円 100%入金ボーナス (クッション○) →ボーナス詳細解説 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
初回入金 | $50相当 | $5相当 | $50相当 | 500円~ |
取扱い通貨ペア数 | MT4-33種(MT5-61種) | 48種 | MT4-33種(MT5-61種) | 55種 |
※ドル円及びユーロドルの比重を高くした主要7通貨ペアのスプレッド平均値
上記の表からもわかるとおり、HFMボーナスと競合口座を比較すると、スプレッドにはほとんど差はありませんが、ボーナスの内容は明らかに競合他社に優位性があります。
以上の理由から、HFMのボーナス口座ではボーナスを利用すべきではありません。
資金的を失うリスクを限りなく低くしたいなら「セント口座」を使うべき理由について
【おさらい】セント口座の特徴
- 取引量が通常の1/100
- 初回入金500円から利用可能
- ボーナスの対象口座
資金を失うリスクを減らすために効果的な方法は以下のとおりです。
- 口座に入金する金額を少なくする
→HFMはゼロカット対応なので、口座に入金したい上の損失は発生しない - 取引時の取引量を少なくする
→取引量を少なくすればそれに伴って損失額も低くなる
①についてはセント口座の初回入金は500円~であり、かつボーナスも利用すれば余分な金額を入金する必要がありません。
②に関してはセント口座の取引量は通常の口座の1/100になるので、下記の表の通り、取引時に必要な証拠金をはじめ、レート変動時の損益自体を少なくすることができるので、リスクを最小限に留めることができます。
比較項目 | セント口座 | その他口座 |
最低取引量 | 10通貨(0.01centLOT) | 1,000通貨(0.01Lot) |
必要証拠金 (最低取引量時) |
1円 | 100円 |
1pipsの損益 (最低取引量時) |
±0.1円 | ±10円 |
10pipsの損益 (最低取引量時) |
±1円 | ±100円 |
100pipsの損益 (最低取引量時) |
±10円 | ±1,000円 |
※最低取引量でのトレード時/レバレッジ1,000倍運用時/ドル円取引とした場合
補足として、取引コストを下げる(スプレッドを狭くする)ことによっても資金を失うリスクを減らすことできますが、為替レート変動による損失の方がリスクとしては大きくなるので、先に説明した②の「取引量をより小さくする」ことの方が効果的です。もちろんスプレッドが狭いことに越したことはありませんが、セント口座が特段に広いというわけではありませんので問題はありません。
トレードに割く時間が中々とれないなら「HFコピー口座(フォロワー)」を使うべき理由について
【おさらい】HFコピー口座(フォロワー)の特徴
- コピートレード専用口座
- 初回入金1万円から利用可能
- 優秀な成績を上げているトレーダー(ストラテジープロバイダー)を選びフォローするだけ
- 利益から最大50%の成果報酬をストラテジープロバイダーに支払う必要あり
HFコピー口座(フォロワー)では、下記の画像のようにずらっと並べられているトレーダー(ストラテジープロバイダー)の中から1人をフォローし、放置するだけでコピートレードが完結します。
そしてストラテジープロバイダーが利益を上げれば、フォロワーにも入金額に応じた分の利益が計上※されます。
※正確には、利益からストラテジープロバイダーへの手数料を差し引いた金額がHFコピー口座(フォロワー)に計上される
つまり、自分で取引する必要がないので、トレードに割く時間が中々取れない方には手っ取り早く「優秀なストラテジープロバイダーを見つけてフォローするだけ」という運用も有力な選択肢になり得ます。
まとめ
以上で当記事の解説を終わります。
HFMの口座タイプは選択肢が多く、混乱してしまう方が多くいらっしゃいますが、各口座それぞれに特徴があります。
再度になりますが、
- 「スプレッド重視」のトレーダーであればゼロスプレッド口座
- 「ボーナス使いたい」ならボーナス(Top-upBonus)口座
- 「資金的なリスクを出来るか限り負いたくない」ならセント口座
- 「トレードに割く時間が中々取れない」ならHFコピー口座(フォロワー)
以上を参考にHFMの口座選びの参考にしてみて下さい。