マージンコールに追証?|海外FXと国内FXの違いを含めて5分で時短解説!

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読者

・そもそもマージンコールって何?

・海外FXと国内FXのマージンコールに違いがあるの?

・マージンコールに追証は発生する?

今回の記事はこのような疑問/悩みを解決します。

記事を読むと得られるベネフィット

  • 海外FXと国内FXのマージンコールの違いについて時短理解
  • マージンコールと追証の仕組みを時短理解

マージンコールとは

マージンコールとは、FX会社がトレーダーに対して、ロスカットレベルの手前で注意喚起をしてくれるサービスです。

ロスカットレベルとは?

ロスカットレベルとは、強制ロスカットになってしまう※証拠金維持率のことを指します。
※証拠金維持率とは、簡単にお伝えすると、「口座に入っているお金」と「今持っているポジションに必要なお金」の割合(%)のこと。証拠金維持率について詳しく知りたい方は、当サイト別記事「FXの証拠金維持率とは?」をご覧ください。

強制ロスカットは、トレーダーの資金保護を目的とした強制決済制度で、簡単に言うと、FX会社側からの退場宣告のことです。

このマージンコールは、海外FXと国内FXで意味が若干違ってきますので、分けて解説させて頂きます。

  • 海外FXのマージンコール:「ただのお知らせ(注意喚起)」
  • 国内FXのマージンコール:「ただのお知らせ(注意喚起)」or「証拠金維持率の回復命令」

このマージンコールは、海外FXと国内FXで意味が若干違ってきますので、分けて解説させて頂きます。

海外FXのマージンコールについて

海外FXのマージンコールは、「アラート」や「プレアラート」と呼ばれており、ロスカットが近いので気を付けてくださいねというお知らせ(注意喚起)になります。

マージンコール(アラートのみ)説明画像

あくまでお知らせなので、トレーダー側に何かしらの義務は発生しません。

マージンコールは取引ツール(MT4)上で下記のように表示(注意喚起)されます。

マージンコール-MT4表示画面

※下記は通常時
マージンコールなし-MT4表示画面

マージンコールとなる証拠金維持率は、海外FX各社で異なり、一般的にはロスカットレベルの数値に+20~30%加えた数値となります。

海外FX12社のマージンコール情報(+ロスカットレベル)

詳細を見る

※下記表は横スクロールできます。

FX会社名 マージンコール
種類
マージンコール
(証拠金維持率)
ロスカットレベル
(証拠金維持率)
マージンコール
詳細
XM
(エックスエム)
XMの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 20% 取引ツール上の通知のみ
GEMFOREX
(ゲムフォレックス)
GemForexの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 20% 取引ツール上の通知のみ
AXIORY
(アキシオリー)
AXIORYの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 20% 取引ツール上の通知のみ
Exness
(エクスネス)
Exnessの評判を見る
アラート
(お知らせ)
60%
(スタンダード口座以外は30%)
0% 取引ツール上の通知のみ
LAND-FX
(ランドFX)
LAND-FXの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 30% 取引ツール上の通知のみ
IS6FX
(アイエスシックスFX)
IS6FXの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 20% 取引ツール上の通知のみ
FXGT
(FXジーティー)
FXGTの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50%
(ECN口座は70%)
20%
(ECN口座は40%)
取引ツール上の通知のみ
iFOREX
(アイフォレックス)
iFOREXの評判を見る
アラート
(お知らせ)
0.25% 0% 取引ツール上の通知のみ
※数値が低いのであまり意味をなさない
Titan FX
(タイタンFX)
TitanFXの評判を見る
アラート
(お知らせ)
90% 20% 取引ツール上の通知のみ
FBS
(エフビーエス)
FBSの評判を見る
アラート
(お知らせ)
40% 20% 取引ツール上の通知のみ
HotForex
(ホットフォレックス)
HotFoexの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50%
(マイクロ口座は10%)
20%
(マイクロ口座は10%)
取引ツール上の通知のみ
TTCM
(トレーダズトラスト)
TTCMの評判を見る
アラート
(お知らせ)
50% 20% 取引ツール上の通知のみ

国内FXのマージンコールについて

国内FXのマージンコールは下記の2種類があり、各FX会社はどちらかを採用しています。

  • 「ただの注意喚起」
  • 「証拠金維持率の回復命令」
参考までにですが、FX会社が上記2種類のどちらかを採用するかは、各社が設定しているロスカットレベル次第であり、「証拠金維持率100%以上であればマージンコールはただの注意喚起」「証拠金維持率100%未満であれば証拠金維持率の回復命令」となります。
※証拠金維持率について詳しく知りたい方は、当サイト別記事「FXの証拠金維持率とは?」をご覧ください。

マージンコール=「ただの注意喚起」

まず、「ただの注意喚起」に関しては海外FXと同様で、ロスカットが近いので気を付けてくださいねというお知らせ(注意喚起)になります。

「マージンコール=ただの注意喚起」の場合、FX会社のロスカットレベル(ロスカットになってしまう証拠金維持率)は証拠金維持率100%以上の会社に限定されます。

マージンコール=「証拠金維持率の回復命令」

マージンコールが証拠金維持率の回復命令の場合、トレーダーに行動義務が生まれます。

「マージンコール=証拠金維持率の回復命令」の場合、FX会社のロスカットレベル(ロスカットになってしまう証拠金維持率)は証拠金維持率100%未満の会社に限定されます。

この証拠金維持率の回復命令は、追証(追加証拠金制度)と呼ばれ、読んで文字のごとく、FX会社から追加でお金(証拠金)が求められます。

マージンコール(追証発生パターン)説明画像

追証が発生した場合の解決方法は、下記の2通りあります。

  • 口座に追加入金
  • ポジションを決済
マージンコール(追証あり)を無視したら?
マージンコールに追証を採用しているFX会社は、一度追証が発生した場合、仮に相場が逆転して証拠金維持率が回復しても、追証は取り下げられません。
ちなみにマージンコール(追証あり)を無視した場合は、強制ロスカットになります
マージンコール追証解決方法-【口座に追加入金】

マージンコールに追証が採用されている場合、口座に追加入金をして追証を解除することができます。

具体的には、100%未満となってしまった証拠金維持率を100%以上に回復させる分だけの入金が必要です。

ただしここで注意して頂きたいのが、証拠金維持維持率を100%ギリギリに回復させても、またすぐにマージンコールとなり追証となってしまっては2度手間、3度手間となってしまうので、余裕を持った証拠金維持率になるように入金しましょう。

適正な証拠金維持率とは?
トレーダーの手法や考え方によっても変わってきますが、トレードスタイル別の安全な証拠金維持率の目安を載せておきます。
・スキャルピング:250~400%
・デイトレード:500%
・スイングトレード:1,000%
マージンコール追証解決方法‐【ポジションを決済】

まず初めに、マージンコールの追証を解決したい場合、今持っている全てのポジションを決済してしまえば、追証は解除されます。

ただし、現実問題としてはポジションを決済したくないパターン(今は含み損が出ているが、もう少し粘りたい…)があるので、その時の解決方法を2通り説明します。

  1. 「その他のポジションを決済する」
  2. 「含み損が出ているポジションを部分決済」
①その他のポジションを決済する

①に関しては、複数のポジションを持っているという前提になりますが、ポジションを減らせば(決済すれば)、証拠金維持率は回復します。

これは、証拠金維持率の計算に必要証拠金が含まれているからです。

余計なポジションを決済することによって、ポジションを持つために必要な証拠金(必要証拠金)を減らし、証拠金維持率を回復させるという内容になります。

②含み損が出ているポジションを部分決済

②に関しては、保有しているポジションを部分的に決済できる仕組みを利用して証拠金維持率を回復させる方法です。

例えばになりますが、10,000通貨分のポジションを持っている場合、半分の5,000通貨分だけ一時的に決済するということも可能です。

国内FX12社マージンコールの詳細(+ロスカットレベル)

詳細を見る

※スマートフォンで閲覧の場合、横スクロールできます。

FX会社名 マージンコール
種類
マージンコール
(証拠金維持率)
ロスカットレベル
(証拠金維持率)
DMM FX 追証 100% 50%
SBI FX 追証 100% 50%
GMOクリック証券 追証 100% 50%
楽天FX アラート
+追証
アラート:120%
追証:100%
50%
LINE FX アラート 140%
120%
100%
外為どっとコム アラート 200% 100%
ヒロセ通商 アラート 200% 100%
外為ファイネスト アラート 133% 100%
みんなのFX アラート 110% 100%
FXプライムbyGMO なし 80%
OANDA JAPAN なし 100%
FXTF
(ゴールデンウェイジャパン)
なし 50or100%

マージンコールの追証以外にも「別な追証」がある

追証が発生するタイミングは、マージンコール時の追証を含めて2パターンあります。

  1. マージンコールの追証
  2. 口座残高マイナス時の追証

①のマージンコールの追証は、先ほど説明した通り、証拠金維持率を回復させるためのものです。

②の口座残高マイナス時の追証は、相場の急変動などによって口座の資金以上に損失が出ると、口座の資金がマイナスになり、そのマイナス分をFX会社に支払わなければなりません。

②の追証を回避したい場合は、ゼロカットサービスを使う方法があります。

ゼロカットサービスイメージ

このゼロカットサービスは、海外のFX会社特有のサービスです。

リアルトレードでは、相場の急変動などで、口座に預け入れたお金以上の損失が出る可能性は0ではありませんので、トレーダーにとっては非常に有難いサービスになります。

海外FXのゼロカットサービスについて詳しく知りたい方は、当サイト別記事「海外FXのゼロカットとは?」をご覧ください。

まとめ

記事は以上となります。

マージンコールは、海外FXと国内FXでは少しルールが異なり、理解しにくい部分があります。

特に、国内FXの場合はマージンコールに追証のルールが付いてくる場合もあるので十分にご注意ください。

※マージンコール以外の海外FXと国内FXの違いについて知りたい方は当サイト別記事「海外FXと国内FXの違い【完全版】|有利・不利を把握してスタートダッシュを切ろう」をご覧ください。

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